地獄少女(ドラマ版)エピソード・リスト
『地獄少女』(ドラマ版)エピソード・リスト
2006年から2007年にかけて、地上波TV深夜枠で放映された『地獄少女』ドラマ版(全12話)のエピソード・リスト。
エピソード・リスト
- 原作
- 地獄少女プロジェクト(原案=わたなべ ひろし)
- 企画制作
- 日本テレビ
- 製作協力
- 泉放送制作
- 製作著作
- D.N.ドリームパートナーズ、VAP
第一話「ひび割れた時間」
半年後の大学進学に推薦を得られた、女子高生、宮崎優は、母親から父の形見の腕時計を譲られた。校則違反で、アルバイトをしていた優は、そのことネタに級友の遠藤里奈らからゆすられるように。噂で聞いた地獄通信にアクセスする優は、「遠藤里奈」の名を入力するが、送信はしない。そんな優の様子を、窓の外から見つめる人影があった。3階くらいの窓外に浮遊しているのは、セーラー服姿の閻魔あいだった。
第二話「箱の中の少年」
- 監督=長沼誠
- 脚本=森山あけみ
- DVD第一巻に採録
「忌中」と貼りだされた水島家で、水島綾香は、父(水島浩介)の自殺の理由を、上司の支社長に問いただしていた。無理な勤務によるストレスが自殺の理由と言う綾香に、篠田誠支社長は、自殺の理由は、息子の水島大地が引き籠りを続けていることだ、と告げる。
閻魔あいの家に届く依頼メールは、水島大地が自室のパソコンから篠田誠の名を送信したものだった。大地の部屋に忽然と顕われる地獄少女は「私は閻魔あい。あなたが呼んだのよ」と、藁人形を手渡し、地獄流しの代償について聞かせる。その頃、骨女と一目連は、それぞれOLと社員に化けて、篠田誠の周辺に探りを入れていた。一方、地獄流しを正式依頼すれば、自分も地獄に堕ちる、と知った水島大地は、篠田誠が仕組んだ職場苛めの証拠を探し集めていく。
第三話「嬰児の夢」
産婦人科で妊娠を告げられ、出産するか中絶するかの選択を急がされる女性(鶴田笙子)。
鶴田が、勤め上げた独身ワーキング・ウーマンであることは、続くオフィスの場面での後輩社員とのやり取りで描かれる。退社後の鶴田の家に、会社の上司、鳥海課長が訪れて来て、妻子もちの課長と部下の不倫関係が描かれる。笙子は、鳥海に、妊娠を告げ「今度は産みたい」と言うが「我慢してくれ」と応えられる。鳥海誠一が帰った後、鶴田笙子は自宅のパソコンで、地獄通信のアクセスに成功。オフィスの後輩社員の雑談で地獄通信のことを聞いていたのだ。「鳥海真里」の名を入力し、送信ボタンを押そうとるるが、モニター画面に、セーラー服姿の閻魔あいが映る。鶴田笙子は背後を振り返るが、誰もいない。
第四話「逢魔の砌」
- 監督=長沼誠
- 脚本=最合のぼる
- DVD第二巻に採録
遮断機が降りていく踏み切りを挟んで、セーラー服姿の閻魔あいと対面するランドセルを背負った少女。列車が通過し、遮断機があがると、セーラー服の少女は姿を消している。布団を押しのけるようにしてベッドの上で身を起こす少女は、僅かな間を置いて自室を出ると階段を下りていく。DKに出た少女は、暗い室内で皮ジャンを脱いでいる男に「お父さん、お帰り」と声をかける。「なんだよ、まだ起きていたのか」と、若い父親。黙って佇む娘に「また視たのか??」と近づき、娘の額に掌をあてながら「だいじょぶか??」と訊くと「平気」と娘は応える。父親伴われた娘は自室に戻り、寝床に就く。
場面が代わると、暗い室内で、机に向かってノー路パソコンの画面を観ている若い男(中島健太)が映る。深夜の道路に横たわる人体。走り去る自動車。血に濡れた両掌などのイメージが、短くカットバックされ、若い男は「許さない。俺は絶対許さない」と呟いて、パソコンモニターに視線をやる。モニターに写る「地獄通信」のサイトに、[葛城吉隆]が入力され、[送信]ボタンがクリックされる。
- 第四話「逢魔の砌」は、ドラマ版に、柴田一、つぐみの父娘が初登場するエピソード。父娘のキャラクター名は、エピソード・タイトル画面に続く場面で、麻の柴田家の外景が住居にズームしてって描かれる(ここでは、「柴田あゆみ」の名も示される)。
第五話「偽りの墓碑銘」
- 監督=長沼誠
- 脚本=最合のぼる
- DVD第二巻に採録
夜の雑木林を逃げる女性と、追う人影。男の手に握られたナイフと、転んだ女性のあげる悲鳴、というシーンで、場面転換。
柴田家のDKで、柴田一がノートパソコンで検索をしているが、画面は「Not Found」に。時間は、深夜12時の10分ほど前。そこにパジャマ姿のつぐみが現われる。どうした? と訊く一に「視える」とつぐみ。「森、森の中、十字架」とつぐみ。
場面は、夜の森の中で、2本の木の棒が組あわせられただけの十字架が立てられた場所。十字架の前に、セーラー服姿の閻魔あいが立っていると、十字架の下の地面から、片手が突き出され、宙をまさぐるようにするが、力尽きる。傍に落ちていた契約の証の藁人形が、輪入道に変化すると、閻魔あいの背後に立って「あまりに哀れ」。
再び場面が代わると、どこか乱雑に散らかった屋内。下着姿の女性が、脚を鎖でつながれている。女性は鎖を精一杯伸ばして、机上にあるノートパソコンを操作。「地獄通信」を検索する。時刻は、深夜12時の1、2分前。自動車が走ってきて、降車した男が鍵を使い、家の中に入っていく。物音に首を向ける女性。「お願い、早くして」言いながらパソコンを操作すると、「地獄通信」へのアクセスに成功する。男が室内に入ってくると、下着姿の女性が「お帰りなさい、お兄ちゃん」と声をかけるところでエピソード・タイトル画面に転じる。
第六話「約束の赤い糸」
- 監督=金子与志一
- 脚本=森山あけみ
- DVD第二巻に採録
冒頭、閻魔あいは異界にある家で独り遊びをしている。地獄通信へのアクセスを察知するかのような描写が入り、場面は、暗い部屋でノートパソコンを操作する女学生(真田幸)の場面に移る。地獄通信の送信フォームで「マコ」の名を送信する女学生。彼女が部屋にある姿見を怯えるように見返すと、携帯の着信音が。通話い出ると、女声の笑い声が聞こえ、「マコ、マコなの?」と問いかける幸。電話からは「よくも私を呪ったわね」というセリフが聞こえガチャギリされる。「うそ、ばれてる、どうしよ」とおろおろする幸の様子でエピソード・タイトル画面に転じる。
第七話「甘い誘惑」
- 監督=高橋秀明
- 脚本=山川智子
第八話「聖夜の奇跡」
- 監督=長沼誠
- 脚本=森山あけみ
第九話「偽の代償」
- 監督=長沼誠
- 脚本=佐藤久美子
第十話「悲しみの記憶」
第十一話「現し世の闇 前編」
第十二話「現し世の闇 後編」
関連する用語
- Dream Catcher
- 「Dream Catcher」
『地獄少女』主題歌(ドラマ版の構成フォーマットでは、「主題歌」は、毎回のエピソードが終了した直後に挿入される)- 作詞=OLIVIA,Chazne、作曲=OLIVIA,rui、編曲=未詳、アーティスト=OLIVIA
- 「Dream Catcher」歌詞(HMV-UtaTen)
- スタッフ
- 原作=地獄少女プロジェクト(原案=わたなべひろし)
- プロデューサー=高橋秀明(日本テレビ)、佐藤禎剛(泉放送制作)、金子与志一(泉放送制作)
- 企画制作=日本テレビ
- 製作協力=泉放送制作
- 製作著作=D.N.ドリームパートナーズ、VAP
- 製作担当=大内裕
- 監督=長沼誠(日本テレビ)、高橋秀明(日本テレビ)、金子与志一(泉放送制作)
- 撮影=滝彰志、白田龍夫
- VE(ビデオエンジニア)=藤本伊知郎、岡村亮
- 編集=清水正彦
- ライン編集=稲岡靖
- 脚本=森山あけみ、山川智子、最合のぼる、佐藤久美子
- キャスト
- 閻魔あい=岩田さゆり
- 一目連=加藤和樹
- 骨女=杉本彩
- 輪入道=小倉久寛
- 黄昏の園の老婆=松島栄利子(声のみ)
- 柴田一=西村和彦
- 柴田つぐみ=入江紗綾(幼少期=星ひなの)
- 柴田あゆみ=大塚ちか
- 稲垣隆史=金山一彦
- マスター(西)=田中要次
- 大滝警部=渡辺哲
- オープニングナレーション=斧アツシ
メモ
- その他
- 評価
商品情報
DVD
- 地獄少女 第一章〜第四章/DVD-BOX(バップサイトの商品紹介コンテンツ)
地獄少女 第一章(2007年リリース)
地獄少女 第二章(2007年リリース)
地獄少女 第三章(2007年リリース)
地獄少女 第四章(2007年リリース)
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