影武者徳川家康
ナビゲーションに移動
検索に移動
徳川家康関ヶ原で死す! 関ヶ原の戦いの最中、東軍を率いる徳川家康が、西軍島左近配下の忍びに暗殺された。窮地に立った徳川陣営は、影武者の世良田次郎三郎を「本物の家康」に仕立てた。だがこの男、ただの影武者ではなかった。「道々の輩」の出であり、様々ないくさを経験し、織田信長を銃で撃ったこともあるという筋金入りの「いくさ人」であったのだ。彼は、家康の仮面の下で「道々の輩」の楽園を実現しようとするが……
- 著
- 隆慶一郎
用語や登場人物
- 世良田次郎三郎
- 徳川家康の影武者。影武者生活を通じ、家康の兵法・思考法を完全に身につけた男。
- 島左近
- 石田三成の軍師。「治部少に過ぎたるものが二つあり。島の左近と佐和山の城」と呼ばれる程の人物。甲斐の六郎に家康暗殺を命じた。後に、世良田次郎三郎の盟友となる。
- 甲斐の六郎
- 島左近配下の忍び。
- 徳川秀忠
- 徳川幕府二代目将軍。世良田次郎三郎と対立。
- 柳生宗矩
- 秀忠の命で裏柳生を率い様々な工作に従事する。
- 用語や人名
- 解説
メモ
書誌情報
新潮文庫
トクマコミックス
- 漫画
- 原哲夫