ストライクウィッチーズ スオムスいらん子中隊シリーズ

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ストライクウィッチーズアニメ本編の数年前、別の場所・別のキャラクターが活躍するシリーズ

原作
島田フミカネ&Projekt Kagonish(プロイエクト カーゴニッシュ)
ヤマグチノボル

用語や登場人物

時代
1939年。突如現れた敵・ネウロイに対して、人類は世界各地で反攻を始めた。北欧の国スオムスでも、新たに世界各国からストライカーユニットを駆るウィッチが集められた、のだが……
スオムス義勇軍独立飛行中隊
脆弱な軍しか持たず押され気味であったスオムスに結成された。世界各国のウィッチを集めた部隊であるが、エース級は当時激戦区であったカールスラント戦線などに送られてしまい、実際に集まったのはミソっかすの問題児ばかりであった。それでも成果を上げたことにより、のちの統合戦闘航空団(501『ストライクウィッチーズ』など)の結成へと繋がった。配備された機材も、当初は各国の二線級のものばかりだったが、新型、あるいは試作品がテストをかねて配備されるようになる(ハルカのストライカーユニット十二試艦上は当初から)。製作スタッフ等のコメントによれば、のちにスオムス義勇軍独立飛行中隊も統合戦闘航空団へと再編成(507?)された模様である。アニメ第4話でリーネがいっていた『迷子になった子供のために出動した』カウハバ基地の部隊とは、この統合戦闘航空団のことを指すと思われる。
テンプレート:rb(穴吹 智子,あなぶき ともこ)
扶桑皇国陸軍少尉(2巻より中尉)、16歳。初めて人類がネウロイを撃退することに成功した『扶桑海事変』のエース(映画化もされた)。使用ストライカーユニットはキ27九十七式、のちにキ44二式。刀剣を用いた格闘戦を得意とし『扶桑海の巴御前』の二つ名を持つ。生真面目な性格であるが、大変流されやすくて舞い上がりやすい。また、意固地な面があり、自分の得意な戦闘技術に固執する傾向がある。2巻より独立飛行中隊隊長。TVアニメ8話にて登場した『扶桑人形』は智子を形取っている(小説を読んでいる人間にしか判らないファンサービス)。はいているものは丈の大変短い赤い袴。使い魔は狐のコン平。
テンプレート:rb(迫水 ハルカ,さこみず はるか)
扶桑皇国海軍一等飛行兵曹、13歳。使用ストライカーユニットはA6M1十二試艦上(アニメ版で宮藤や坂本が使用する機体のプロトタイプにあたる)。智子とともにスオムスに派遣された海軍からのウィッチであるが、その成績は射撃・格闘・航法全部下から数えて一番目という、逆の意味でエース。そのうち射撃に関しては瓶底眼鏡をかけなければならないほどのド近眼であるにもかかわらず眼鏡の着用を拒んでいたからであった(曰く、不細工な顔になるから)。智子をモデルにした映画『扶桑海の閃光』を何度も繰り返し見るくらいに彼女に憧れていたが、実家が海軍好みであったために陸軍には進まなかった。一時期アホネン率いる第一飛行中隊に身を寄せ、そのときに『テクニック』を身につけてしまう。その後は智子に激しいスキンシップを迫り、毎夜の如く夜這いをかけ、夜の撃墜王になる。記録は一晩に6回撃墜。使い魔はタヌキだが、憑依させたときのイラストでは三毛猫とおぼしき耳と尻尾が生えている。
エルマ・レイヴォネン
スオムス空軍中尉、15歳。当初独立飛行中隊の隊長を務めるも、あまりに天然かつネガティブシンキングなために、隊長には全く向いていなかった。2巻以降は隊長職を智子に譲り、少しは気楽になったのか戦闘スコアも向上している。使用ストライカーユニットはG50フレッチア、のちにBf109E。アニメ版のエイラはエルマの後輩に当たる。使い魔については本文中での記述がない(イラストからは耳の小さな動物と推測できる)。本文挿絵ではデフォルメして描かれることが多い。
ウルスラ・ハルトマン
カールスラント空軍曹長、10歳。使用ストライカーユニットはHe112、3巻よりFw190A-0先行量産型。極めて寡黙でほとんど台詞がないが、拒否の際の意思表示は明確。悔しいと無言で唇を噛むくせがある。度を超した読書家であり、作戦ミーティングにて話を聞かずに本を読み続けていたためにスオムス行きとなった(しかも本人はそれを喜んだ)。極度のマニュアル至上主義であり、最初の挨拶で空軍教則にのみ従って行動すると宣言するぐらいである。兵器開発に興味が強く、宿舎の部屋を吹き飛ばしながらもロケット弾を開発した(のちにTVアニメにてサーニャが使用しているフリーガーハマーの原形)。TVアニメに登場するエーリカは双子の姉妹である。使い魔はアナグマ。
エリザベス・F・ビューリング
ブリタニア空軍少尉、18歳。使用ストライカーユニットはハリケーンMk.II、3巻以降スピットファイアMk.V。独断専行、命令不服従を繰り返し何度も営巣送りとなるが、パイロットとしての腕は一流。中尉に昇格して部隊を率いるか、スオムスに飛ばされるかのどちらかを選べといわれて、迷わずスオムス行きを選んだ。ブリタニア人だが紅茶は好まず、コーヒーを愛飲する。厭世的な雰囲気を漂わせているが、だんだん智子の副官のようなポジションに収まりつつある。使い魔はダックスフント。しばしば遊んでやっている様子が見られる。
キャサリン・オヘア
リベリオン海軍少尉、17歳。使用ストライカーユニットはF2Aバッファロー、のちにF4Fワイルドキャット。テキサス出身の異常なほど陽気な娘。空中機動が凄まじく下手(胸が大きすぎるのも理由の一つらしい)であり、空母着艦の際に同僚の機体を全滅させてしまい、スオムスに飛ばされることとなった。そのとき本人は、機体の頑丈さもあって無事だった。中隊のムードメーカーとなっている。使い魔はアライグマ。
ジュゼッピーナ・チュインニ
ロマーニャ空軍准尉、16歳。G50フレッチアを使用。3巻より登場し、新たに独立飛行中隊の一員となった。優秀なパイロットとして名を馳せていたがネウロイに撃墜され、その後記憶喪失になって生還。戦闘機動もほとんど忘れてしまっていたためにスオムス行きと相成った。記憶を失う前の彼女は、恋(女性対象)に生きる陽気なロマーニャ娘である。のちにハルカと、智子の夜の撃墜数を争う仲になる。使い魔は山猫。
ミカ・アホネン
スオムス空軍大尉。スオムス空軍飛行第1中隊の隊長を務める。優秀な人材だが、部下には自分のことをお姉さまと呼ばせ、自らは部下のことを妹たちと呼んでいる、真性のレズビアン。ハルカに夜の戦闘機動を叩き込んだのはアホネンである。
ハンナ・ルーデル
2巻より登場。カールスラント空軍大尉。地上への精密爆撃で陸戦型ネウロイを数多く潰してきたエース。ビューリングとはカールスラント戦線以来の戦友。ウルスラの姉エーリカ(当時第52戦闘団少尉)の顔を知っている。顔に大きめの傷を持つ。イメージキャラはアンサイクロペディアでも話題のハンス・ウルリッヒ・ルーデル。
アーデルハイト
2巻から登場。いつも冷静な、ルーデルの副官。階級は少尉。カールスラント戦線における優れた扶桑出身のウィッチとして、智子の盟友である加藤武子とともにアニメ版登場人物である坂本美緒『少尉』をあげている。
ハッキネン
スオムス空軍カウハバ基地司令部。大尉、のちに2巻より少佐。もとは基地の管制士官だったが、司令部要員が負傷した為に、司令となる。コードネームは『雪女』。眼鏡をかけた理知的な女性。1巻冒頭ではエルマを少々持てあましていた気配もある。
糸河衛
扶桑皇国のメーカー、中島飛行脚の技師。キ44の開発を担当している。智子に一目惚れし口説き始める。智子もまんざらではなかったが『いざというとき』になってその関係は一気に崩壊した。

メモ

書誌情報

角川スニーカー文庫

ストライクウィッチーズ 壱の巻 スオムスいらん子中隊がんばる

ストライクウィッチーズ 弐の巻 スオムスいらん子中隊恋する

ストライクウィッチーズ 参ノ巻 スオムスいらん子中隊はじける

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