村上春樹の長編小説

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村上春樹著の、長編小説。

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風の歌を聴け』は、村上春樹、最初の長編小説。群像新人文学賞受賞作。1979年、雑誌「群像」(講談社)に掲載された。
1979年に講談社から単行本刊行。1982年に講談社文庫で文庫版刊行。2004年に新装版の講談社文庫刊行。他に、講談社刊の「村上春樹全作品」第1期(1979〜1989)第1巻にも採録されている。
1973年のピンボール』は、雑誌「群像」の1980年3月号に掲載された、春樹2作めの長編小説。
講談社から単行本本が1980年に刊行。1983年に講談社文庫で文庫版刊行。2004年に新装版の講談社文庫刊行。他に、「村上春樹全作品」第1期(1979〜1989)第1巻にも採録されている。
羊をめぐる冒険』は、1982年に雑誌「群像」で発表され、同年中に講談社から一巻本で単行本刊行された。1985年に講談社文庫から上下巻の文庫版が刊行された。他に、「村上春樹全作品」第1期(1979〜1989)第2巻にも採録されている。
野間文芸新人賞受賞作。
世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』は、1985年に新潮社から一巻本の単行本で書き下ろし刊行された。後に新潮文庫として上下巻で文庫化。2010年に新潮文庫の新装版が刊行された。「村上春樹全作品」第1期(1979〜1989)第4巻に採録。採録時に若干の修正が加えられている。
谷崎潤一郎賞受賞作品。
  • 本作は、アルフレッド・バーンバウムによる英訳が、“Hard-Boiled Wonderland and the End of the World”として、1991年に公刊された。バーンバウムによる英訳本は、1994年に講談社インターナショナルから単行本刊行されている。
ノルウェイの森』は、1987年に上下巻の単行本が、講談社から書き下ろし刊行された。1991年に講談社文庫で文庫化、2004年に文庫改訂版が刊行されている。他に、「村上春樹全作品」第1期(1979〜1989)第6巻にも採録されている。
(なお単行本の下巻に採録された「あとがき」は、文庫版には採録されていない。このあとがきでは、『ノルウェイの森』が短編『』をベースして新たに書こうとした作品で、当初の想定から外れた長編になったことが記されている)
ダンス・ダンス・ダンス』は、1988年に上下巻の単行本が講談社から書き下ろし刊行された。1991年に講談社文庫で文庫化。他に、「村上春樹全作品」第1期(1979〜1989)第7巻にも採録されている。
  • 本作は、アルフレッド・バーンバウムによる英訳、“Dance Dance Dance”が、1988年に公刊された。バーンバウムによる英訳本は、1994年に講談社インターナショナルから単行本刊行されている。
 『国境の南、太陽の西』は、1992年に、講談社より単行本が書き下ろし刊行された。1995年に講談社文庫で文庫化。「村上春樹全作品」第2期(1990〜2000)第2巻にも採録されている。
 『ねじまき鳥クロニクル』の執筆過程で、第1稿から削除された部分を原型に、加筆しながら書かれた、と伝えられている。
ねじまき鳥クロニクル』は、1992年〜1993年にかけ、雑誌「新潮」で第1部が発表され、第2部は1994年に単行本が書き下ろし刊行、第3部は1995年に単行本が書き下ろし刊行された。1991年から執筆に着手された、と伝えられているので、4年半をかけられた作品になる。「村上春樹全作品」第2期(1990〜2000)第4巻、第5巻にも採録されている。
文庫版は、新潮文庫から1〜3巻が、1997年に同時刊行された。2010年に新潮文庫の改版が刊行された。
スプートニクの恋人』は、1994年に、講談社より単行本が書き下ろし刊行された。1999年に講談社文庫で文庫化。「村上春樹全作品」第2期(1990〜2000)第2巻にも採録されている。
海辺のカフカ』は、2002年に単行本の上下巻が新潮社から同時刊行された。文庫版は、2005年に新潮文庫から上下巻が同時刊行。
アフターダーク』は、2004年に、講談社より単行本が書き下ろし刊行された。文庫版は、2006年に講談社文庫から刊行。
 2009年に新潮社より、単行本のBOOK1BOOK2が同時刊行された。BOOK3は、2010年刊行。

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http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2010/01/20100113.html#180000
村上春樹がでっちあげた(本人談)架空作家デレク・ハートフィールドについて。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2010/01/20100125.html#220000
春樹小説を、初めて読むとしたら??
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2010/01/20100126.html#180000
図書館に春樹の著作がたくさんあった。後、春樹の執筆ローテーションについて。

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