征服娘。

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商業都市国家の名門一族の娘が、結婚か修道女になるかしかない未来ではなく、己の才覚を認めさせ、果ては国家そのものを手に入れようと奮闘する

神楽坂淳

用語や登場人物

マリア・コントラーリ
主人公。ドラヴィア共和国の名門貴族で「十人委員会」の序列第二位のコントラーリ家の令嬢。13歳にして貿易に携わり、才覚は三人の兄をしのぐが、女であるがゆえに能力が認められない。
アッシャ
マリアの侍女。ある国の王女だったが内乱で崩壊し奴隷として売り飛ばされた過去を持つ。参謀役。
ジャコモ・コントラーリ
マリアの父でコントラーリ家当主。マリアの野望に気がついている
ジュゼッペ・リオネーロ
警察長官。マリアに弱みを握られて協力させられている。
ラウラ・ヴェニエル
歓楽街の権益を持つヴェニエル家の令嬢。修道院に入ったマリアに接近する。
アンドレア・ランベルティ
マリアの婚約者に決まった青年。純朴。

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スーパーダッシュ文庫

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