小論文
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小論文 Short Essay
「小論文」とは、文字通りには短めの論文を指すが、必ずしも学術的な論文とは限らず、「短めの論述文」全般を含意するようだ。
書き方本の内では「感想文やエッセイとは違う」と、主張される例が少なくない(この場合の「エッセイ」は「随想」程度の含意と考えた方がいいか)。「意見や考えを根拠だてて、説得的に説明する論述文」といった主旨の要約説明がなされている例も見られる。
日本での受験関係、特に大学入試の関係では、出題に応じて書く論述文が「小論文」と呼ばれることが多い。
関連する用語
メモ
- お受験的には、「考える力」とかはあまり必要ない。添付資料がある場合は、その要旨や論ずべきテーマを正確に把握することの方が重要。問題文から誘導したがっている主題を見つけ、それについて書く。結論がそれまでの論述と矛盾していると意味がないので、忘れずに整合させつつ、問題に応える形で提示する。
- 受験小論文には、例えば「本校(あるいは、学部)志望の理由」といった出題もある。この場合だと「考える力」は必要で、それっぽいことを要領よく書くだけでは弱い。問題は、どんな出題が出るか、受験生にはある程度の予測しかできないことだろう。故に、受験に小論文がある場合、あるいは、小論文での得点を受験者が重視する場合は「考える力」も軽視はしない方がいい。
関連する書籍
- 『考える技法 小論文で頭がやわらかくなる』(PHP新書)
- 『「考える」ための小論文』(ちくま新書)
- 『小阪の合格小論文』(東書の大学入試シリーズ)