小説の書き方・Zero2の場合

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はじめに

 たいした実績も無いのにこんなことを書いていいのかとは思いますが、
 自分の書き方を把握しておくことで違う視点がみえてくるかも、と思い書いてみます。
 少しでも参考になれば幸いです。

手順案

イメージの明確化

 まずは自分が何を書きたいかを明確にすると書きやすいと思います。
 学校の切ない空気が書きたいとか、とにかく可愛い女の子が書きたいとか。
 いろいろ考えて考えて頭に映像=イメージが浮かんだら書き始めます。
 まったく何も浮かばない場合には、時間を置いてまた考えてます。
 イメージが浮かんだら、そのイメージの分析をしてみます。
 場所はどこ? 誰がいる? 何をしてる? どういう状況? どんな空気?
 これらを把握しておけば、流れが掴みやすいかと思います。

キャラクターの明確化

 浮かんだイメージのままでは、骨しかないようなキャラということもあるので、肉付けをすることもあります。
 わかりやすいのはキャラに質問をしてみることでしょうか。
 好きな食べ物、嫌いな食べ物といった些細な事でも広がる可能性はあります。

 たとえばカレーが好きな女の子がいるとします。じゃあなぜその女の子はカレーが好きなんだろうという理由=エピソードを考えてみるとキャラが把握しやすいです。
 調理実習で好きだった男の子にカレーをおいしいと言って貰えたとか。
 海外留学生だったインド人のお姉さんが作ってくれたあのカレーの味が忘れられないとか。
 もちろん好きだから好きというのもアリです。それならばその子は「そういった考え方をする子」だというのをきっちりと決めてしまいます。

 そうしてキャラと対話したり、「こいつならこの場面でどうするか」というのを練っていくとキャラクターは出来上がってたりしています。
 一人のキャラが出来ていればあとはそれにバランスをとるように、自然と次のキャラもできるかと。

話の構築

 どんな話になるかにもよりますが、掌編の場合は起承転結ではありませんが、
 状態が変化していく原因、変化する過程、変化したその結果。を書くといいかもしれません。
 カレーを作るきっかけ、カレーを作る工程、カレーの出来。こんな具合に。
 基本的には撒いた伏線は回収するように努めています。

書き出しかた

 イメージが浮かんだ場面を盛り上げるためにはどうしたらいいか、どこから始めるのが自然か、というのを考えて書いてみるようにしています。
 できるだけ不要なパーツを排除していくように書くと、ぴたりとくる書き出し場面があるように思います。
 場合によりますが、僕は書き出しをキャッチーにしようとする傾向があるようです。

見直し

 一晩くらい置きます。書き上げた直後は見えるものも見えなかったり、テンションがたかくなってたりするので。
 ただあまり時間を置き過ぎるとどこを修正していいかわからなくなってしまったりするので、ほどほどに。
 一回目はざっと書いて、文章の細かい修正もこの見直しのときに行うようにしています。

話題まとめ

 あくまで僕の例なので参考になるかはわかりませんが、わりと感覚的にやっていることが多いので、こうして文字化するのも新鮮でした。
 うまく書けているかどうかはわかりませんがw
 ほかの方の方法も見て参考にしてみたいと思います。

資料リンク

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