インサイド・ワールド
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巨大隕石衝突の未来が報じられた近未来の日本の一都市が舞台。高校生たちの、宇宙開発へ関係する夢と挫折からくる、自傷と孤立。それが男と女の出会いをきっかけに前向きに転じる話。
第5回電撃hp短編小説賞大賞受賞作を第一話として、第二話、第三話とプロローグ・エピローグを追加して一冊の作品としてまとめたもの。
- 著
- 周防ツカサ
登場人物
- 僕(ぼく)
- 三ツ木高校2年。冬のプレハブ小屋で希優と会う。
- 春名希優(はるな まひろ)
- 三ツ木高校2年。冬のプレハブ小屋でロケットを製作していた。
- 椎崎姿(しいざき すがた)
- 三ツ木高校3年。現代文学研究部所属。
- 春名桃子(はるな とうこ)
- 三ツ木高校1年。現代文学研究部所属。希優の妹。
- 高木陽子(たかぎ ようこ)
- 三ツ木高校2年。自分を「春名希優」だと思い込んでいた。
- 椎崎鎮也(しいざき しずや)
- 姿の兄。頭脳明晰、運動神経抜群。宇宙飛行士(見習い)。
メモ
- 宇宙飛行士っ! ロケットっ! という事でそっちの属性がある人向け。
- 電撃hp Vol.38の短編の、うだうだしたいじめられっこの思考ぶりが、それらしいんだが実にもどかしい。
- 心の弱い人たちが主人公。思考のうだうだぶりがセンスオブワンダー。蹴り倒したくなるが。
- 読後感がサッパリしている。晴れた日に公園のベンチにでも座って読むといい気分で読める、と思う。
書誌情報
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/10/20051008.html#190000
- 宇宙飛行士っ! ロケットっ!(ただしまだ宇宙には上がりません)