アリソン
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幼なじみのアリソンとヴィルは、ほら吹きで有名なお爺さんから「すばらしい宝」の話を聞く。その後目の前でお爺さんがさらわれて……
少年と少女の「世界を変える」冒険の開幕。
- 著
- 時雨沢恵一
用語や登場人物
- アリソン・ウイッティングトン
- ヒロインで主人公。ロクシアーヌク連邦(東側)空軍所属の飛行士。階級は伍長。17歳。金髪碧眼で身体能力・飛行センス共に抜群だが、寝起きは非常に悪い。無茶無謀を画に描いたような性格。幼い頃に両親を亡くし、引き取られた孤児院『未来の家』でヴィルと出会う。
- ヴィルヘルム・シュルツ
- 主人公。上級学校五年生。17歳。薄い栗色の髪に茶色の瞳。のんびり屋で成績優秀。幼い頃捨てられ、以来孤児院『未来の家』で育つ。アリソンの幼なじみにして子分——もとい信頼できる部下、もしくは……
- カー・ベネディクト
- ベゼル・イルトア王国連合(西側)空軍所属の飛行士。操縦の腕は一流。ある事件がきっかけで、後に英雄と呼ばれるようになる。24歳。因みにカーが名字(ベゼル・イルトア共和国連合では、名字が前に来る)。
- 世界情勢(「アリソン」開始時)
- 巨大な大陸が一つあるだけの世界。大陸は中央を走る中央山脈と呼ばれる高峰の連なりと、そこに源を発する大河ルトニ河で二分されている。河を挟んでの文化的対立から端を発した戦争は、中断を挟みながら数百年続いており、結果、河の東側のロクシアーヌク連邦と西側のベゼル・イルトア共和国連合が成立、現在は10年前に小競り合いがあった他は、緊張を保った状態にある。
- ロクシアーヌク連邦
- 通称ロクシェ。複数の国の連合体。共通語として、人工言語ロクシェ語が採用され、各国ではそれまでの自国語がほぼ駆逐されてしまった。
- ベゼル・イルトア王国連合
- 通称スー・ベー・イル。共通語としてベゼル語が使われている。
- 用語や人名
- 解説