ひとひら

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ひとひら( Hitohira )

人前が苦手で、皆の前では喋ることすら難しくなってしまう女の子、麻井麦。

そんな彼女が実は凄くいい"声"を持っていて……。

そこに目をつけた『演劇研究会』に迫られ、麦はなし崩し的に研究会に入部してしまう。

ところが、研究会のメンバーは自分を含めても5人。どうあっても麦自身も舞台に立たなければならない上、とある理由から『演劇研究会』は『演劇部』と対立していて、今年の文化祭で対決して負けたほうは廃部!?

「……無理だ」が口癖の女の子、麻井麦が演劇を知り、演劇に惹かれ、"努力"はやがて"変化"となって現れる……。

そんな「文化系。だけどスポ根」なのんびりハートフル学園物語。

桐原いづみ

用語や登場人物

用語や人名
解説
麻井麦
主人公。緊張すると喋れなくなったり、意味不明な言葉しか出なくなったりする。思考がキャパシティを越えると"止まる"。中学では現在もクラスメイトである遠山佳代と親友だった、というか彼女がいないと何も出来ないような中学時代だったことがうかがえる。
遠山佳代
麦とは中学時代からのクラスメイトで親友。いつも麦の相談相手になっているが、麦が自分を頼らず一人で頑張れるよう願い、応援している。写真を撮るのが好きで、常に写真機を持ち歩き、恥ずかしがる麦に構わず写真をとるなど、いい写真のためなら遠慮はしないもよう。写真を趣味として楽しむのか、写真の世界で生きていくのか悩んでいるようだが……。
西田甲斐
麦とはクラスメイト。姉・理咲には逆らえない"巻き込まれ"体質。研究会についても姉に入部を脅迫された経緯がある(またその事が麦の入部に一役買って(?)いる)。絵が上手く、2年生になったのを契機に美術部に入部している。
神奈ちとせ
演劇部所属。麦たちとはクラスが違うが、ひょんなきっかけで仲良くなる。麦のクラスでの愛称は「オリジナル」「オリナル」。演劇部員でありながら研究会の桂木に一目惚れしてしまい、研究会の部活動中もよく登場し、研究会を手伝うことも多い。

演劇研究会

一ノ瀬野乃
演劇研究会部長。その演技力は目を見張るものがあるが、常々「元々演劇をやるような子じゃなかった」と自分を評している。その経緯からか、麦に対して並々ならぬ想いが伺えるシーンがある。元演劇部だが、とある事情から"自分の演劇をやり続ける"ために研究会を設立、と同時に演劇部を退部している。これが研究会と演劇部の対立の原因でもあるのだが……。
桂木たかし
元演劇部。野乃に研究会設立を唆した張本人。野乃に思いを寄せているらしい。大体研究会での調整役というとこの男が一手に引き受けている。苦労人。野乃には頭が上がらないことも多い。
西田理咲
野乃に誘われて研究会入りした。テンションが高く、研究会のムードメーカー。だた、ノリがあればなんとかなるなどと思っている節があり、ややおバカ。野乃には頭が上がらない。

演劇部

榊美麗
演劇部部長。野乃とは犬猿の仲で、度々衝突を繰り返している。が、それも野々が退部するきっかけになった"とある事情"があってのことで……?
玉城春子
通称たまちゃん。普段は真面目で朗らかな頑張り屋だが、怒らせると怖い。自らのフツーっぽさについては、本人曰く「平凡であることが個性」とも。
綾瀬幸枝
たまちゃんと仲良し。お馬鹿で遊ぶことが大好きといい加減なトコロはあるが、イザという場面での行動力もある。
山口実
裏方専門。演技が人並みはずれて下手で、台詞もなかなか覚えられないため。本人は役者をやる気もある。部内のムードメーカー的存在。
ミケ
本名・和久井貞治。作中ほぼ常に「ミケ」「ミケ先輩」と呼ばれ、慕われ、イヂられる愛すべきキャラ。あだ名の由来は「アンコール」参照。響とは仲が悪い……?
木野信二
「チビメガネ」とちとせに呼ばれている。入部以来、演劇部の脚本を一手に引き受けているようで、「なかなかスゴイ奴」かもしれない。
川崎響
ふだんは無口・無表情だが、それゆえにふと見せる笑顔は凶器、らしい。何でもズバッと正論を言う性質で、被害は少なくない。が、本人にその自覚はないらしい。本人曰く「音響じゃないなら退部する」というほど音響一筋。

熊鷹芸術学院
作品舞台となる芸術系の高校。作中の描写から、体育館のほかに公演や式典用の舞台が別にあるらしい。文化祭と体育祭が毎年交互にどちらかだけやる慣習になっているが、体育祭がある年は、「演劇部秋公演」として体育祭終了後に公演しているらしい。

メモ

  • 「ひとひらアンコール」発売。ということで登場人物解説を更新。

書誌情報

アクションコミックス

ひとひら 1

ひとひら 2

ひとひら 3

ひとひら 4

ひとひら 5

ひとひら 6

ひとひら 7

ひとひらアンコール

ひとひら 小説版

DVD

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