されど罪人は竜と踊る
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異貌の者が跋扈し、物理法則を支配する咒式技術が台頭する世界。エリダナ有数の咒式師コンビであるガユスとギギナが毎度のように巻き込まれるのは、絶望的かつ破滅的な事件ばかり。
信用ならない依頼人達、人智を越えた力を持つ敵、そして傍らにいる最大の災厄ギギナを相手に、主人公ガユスは愚痴り罵りながらも必死でやり過ごしていく。
化学用語に覆い尽くされた咒式描写と戦闘シーン。血と肉の色に彩られたエロとグロ。性格破綻者ばかりの咒式師達による罵り合いは一種哲学的な示唆すら含んでいる。ケレン味たっぷりの描写群は癖になる人には大変癖になるに違いない。
- 著
- 浅井ラボ
用語や登場人物
メモ
- され竜の略称あり。
- ガガガ文庫版は、二巻までは既刊のリライト、三巻からは独自展開。
書誌情報
小説 ガガガ文庫
小説 角川スニーカー文庫
されど罪人は竜と踊る Assault
- ザ・スニーカーに連載されていた。
2006年4月28日発売予定
角川コミックス・エース
- 原作
- 浅井ラボ
- 漫画
- 灰原薬
- キャラクター原案
- 宮城
イメージアルバム
ドラマCD
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2003/02/20030206.html#200000
- 日本語を壊して使用してある小説。主人公による一人称視点で、描写に主語省略式の比喩を多用している。評価されたのは、おそらく勢いとアクションのリズムでしょう。描写がかなりひねくれている。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2003/02/20030218.html#170000
- 読みにくい以外は悪くないんだけど。文章が冗長なうえに内容もややこしい。あと漢字が妙に多い。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2003/06/20030606.html#210000の前
- むやみやたらに化学してる魔法とか、推理ものの要素の混じった事件とか、けっこう面白い。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2003/12/20031203.html#010000
- 日本語壊しまくりスプラッタ性悪化学系アクション小説。けっこう気に入ってる。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/08/20040801.html#180000
- 物理現象を発生させる魔法が定着している世界。『されど罪人は竜と踊る』は最初はあんまり読めたもんじゃなかったけど、ページの後半になるにつれてみるみる文章がうまくなっていく。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/08/20040801.html#200000
- コミケカタログを見ると「されど罪人は龍と踊る」は、けっこうファンサークルがある。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/08/20040801.html#210000
- 読んでいくと体力が削れて行くんですが、右肩上がりに文章がまともになっていくので、疲れているはずなのに読むスピードが上がっていくという恐ろしい体験ができる稀有な本です。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/01/20050104.html#090000
- 6巻の感想。短編集で、最後のラルゴンキン事務所の話が良かった。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2005/07/20050709.html#220000
- ジヴ可愛いのに別れちゃってもったいねぇなぁ。別れた後の私物引取り描写とか、生々しすぎ。胸がえぐれるような感じですげーっす。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2005/10/20051002.html#190000
- 最初つらかったけど慣れるとこの専門用語の密度もいい感じかもしれない。あと掛け合いが結構好き。鬱展開期待して買ったので満足。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2008/09/20080919.html#200000
- 三巻をちょっとだけ読んだが、かなり文が荒れている印象。作者の憤りとか生活のすさみがそのまま反映されてるような。そんな文。