ミッション・スクール あこがれの園
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天皇家にミッション・スクール出身者が嫁ぐ例が続いた。事実、ミッション・スクールには、どこか「やんごとない」雰囲気が漂っている。こうしたイメージは、いかに形成されてきたのか。そしてそれは日本人について何を語っているのか。日本社会において独自の地位を保つミッション・スクール。その来歴を辿り、忌避と羨望のあいだを揺れ動いてきたイメージの変遷を浮き彫りにする。全国のミッション中・高校一覧つき。
- 著
- 佐藤八寿子
用語や登場人物
- 用語や人名
- 解説
メモ
- 「元は華族の令嬢のためにつくられたという、伝統あるカトリック系お嬢様学校」(マリア様がみてる冒頭より引用)が存在し得ないにもかかわらず、「あるかもしれない」と読者に思わせるのはなぜか、というのが本書の主題
- 明治・大正時代のミッション・スクールは「不敬である」と同時に「先進的西洋の具現」というアンビバレンツな存在
- ミッション・スクール出身の女性の、ファム・ファタル的あつかい
- 現在のミッション・スクールは、オシャレかつ古風なイメージとして消費されている
書誌情報
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2006/10/20061018.html#180000
- 世の中には「本願寺ミッションスクール」なるものが実在する(ハワイ)