源氏物語
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平安時代中期に成立した長編小説。
天皇の子として生まれたが生母の地位の低さで臣籍降下した「光源氏」の恋愛遍歴と出世、彼を取り巻く人々の恋愛模様を描く。
- 著
- 紫式部の著作というのが通説
用語や登場人物
- 光源氏
- 主人公。桐壺帝の息子。
- 桐壺帝
- 光源氏の父
- 桐壺更衣
- 光源氏の母。早世する。
- 藤壺中宮
- 桐壺帝の女御として後宮に入る。桐壺更衣にそっくりといわれる。後、光源氏と密通して冷泉帝を生む。
- 葵の上
- 左大臣の娘で光源氏の最初の正妻。ツンツンで、デレ化直後に死亡。
- 頭中将
- 葵の上の同腹の兄。光源氏の友人でライバル。
- 六条御息所
- 前東宮の御息所で光源氏の愛人。生霊となって葵の上を取り殺す。
- 紫の上
- 藤壺中宮の姪。幼い頃に光源氏に見出されて、誘拐同然につれてこられ養育される。葵の上の死後事実上の正妻となる。
- 夕顔
- 薄幸の女性。元は頭中将の愛人で、光源氏の愛人となったあと死亡。
- 明石の君
- 光源氏が須磨に流された時に愛人となる。明石中宮を生む。
- 女三宮
- 朱雀帝の皇女で、光源氏の正妻となる。柏木と密通し薫を生む。
- 柏木
- 頭中将（登場時点では内大臣）の息子。
- 薫
- 光源氏の息子として養育されるが実は柏木の息子。宇治十帖の主人公。
- 匂宮
- 今上帝と明石中宮の皇子。薫のライバル。
- 浮舟
- 宇治十帖のヒロイン。
- 用語や人名
- 解説
メモ
- 宇津保物語から多くの場面などを頂いているらしい。
- 俗に言う「光源氏計画」とは、光源氏が紫の上を理想の女性となるよう養育し、兄のように慕っているのをいいことに自分の妻にしてしまったことが由来。
- 日本最古の萌え小説。人妻、未亡人、ツンデレ、ロリなど多彩。
書誌情報
- あさきゆめみし 漫画化
角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス
資料
源氏物語を素材にした小説
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2006/09/20060926.html#210000
- 「源氏物語」と「宇津保物語」
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2007/07/20070707.html#170000
- カルチャースクールで『源氏物語』を受講していて「先生、いつになったら義経が出てくるんですか？」と問うたオバサマの話（出てきません）
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2008/11/20081108.html#100000
- 『男読み源氏物語』を読んでいる。冒頭から「桐壺帝は光源氏と藤壺中宮の密通を目論んでいたのではないか」ですよ
書評
資料リンク
- 「源氏物語」と「宇津保物語」
- 宇津保物語からネタを色々と取っていることが紹介されている。
- 図書カード - 源氏物語
- 青空文庫。与謝野晶子訳のがあります。