侍戦隊シンケンジャー(DVD)第四巻

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侍戦隊シンケンジャー』(DVD)第四巻

原作
八手三郎
製作
テレビ朝日東映東映エージエンシー
販売元
東映東映ビデオ

テレビ朝日をキー局に、2009年2月から2010年2月まで地上波放映された変身ヒーローもの連続ドラマ『侍戦隊シンケンジャー』のDVD第四巻。

概要

TVシリーズの、第十三幕〜第十六幕が採録されている。

用語や登場人物

侍戦隊シンケンジャー
三途の川から人間世界に侵出してくる外道衆と戦う侍たちが、変身した姿が「シンケンジャー」。モヂカラを纏って変身する。シンケンジャーが揃うと、「侍戦隊」と名乗る。作中の初名乗りは、第一幕「伊達姿五侍」。
メンバーが揃って変身すると、各シンケンジャーの名乗りに続き、通例はシンケンレッドが「天下御免の侍戦隊」と口上、5人があわせてシンケンマルを一閃させつつ「シンケンジャー!!」と名乗り、それぞれ刀を構えて「参る!」としめる。
  • 侍戦隊は、リーダーにあたる志葉丈瑠を「殿様」として、他のメンバーと主従関係を結ぶところが特徴。

第十三幕「重泣声」

志葉丈瑠(演者=松坂桃李)
「火」のモヂカラを使いシンケンレッドに変身する若者。獅子折神を使う。志葉家十八代目当主と称す侍でもある。
第十三幕「重泣声」冒頭、志葉屋敷の広間で丈瑠がお茶を飲んでいるところへ、一大事と駆け込んで来る日下部彦馬。日下部に何事かを耳打ちされる丈瑠は、「何ッ!!」と愕然とした表情で、茶碗を取り落とし「茉子が……」と呟く。
茉子が料理をはじめたと聞かされた侍戦隊男性陣の戦慄を引き取るようにして「最大の危機だ」と丈瑠。
茉子が料理のための買い物に出てる間、丈瑠は「爺が黒子に手伝わせるって言ってたし、食べられるもんにはなるだろ」と言う。花織ことはが、茉子を誉め、茉子に慰められると元気になる、と回想も交えて語ると、「お前には、姉さんみたいなもんだな」と丈瑠。ことはは、「はい」、「優しいし強いし、憧れって言うか、尊敬しています」と応える。
アヤカシ、ナキナキテとの戦いの後、志葉の館に戻る丈瑠は、ナキナキテの分身、赤鬼子に抱きつかれたまま「離すには、あのアヤカシを倒すしかない。奴がもう一度出てくるまで、持ちこたえるんだ」。なんともやっかいな、と日下部。
第十三幕中盤、ナキナキテの再襲来を知らせるスキマセンサーに、丈瑠、流ノ介、千明は、赤鬼子に抱きつかれたまま出陣して行くが。
ナキナキテが、シンケンピンク、イエローと戦っている現場にたどり着く丈瑠だが、赤鬼子の重みで変身のためのモヂカラを発動しきれず、力尽きへたり込む。結局、ナキナキテの一の目は、力を併せたピンク、イエローに倒され、赤鬼子はいったん消える。
  • 第十四幕「異国侍」の序盤、丈瑠は弟子入りを志願して押しかけて来たリチャード・ブラウンへの対処を流ノ介に訊かれ、一言「追い返す」と告げる。千明たちが簡単にいかないと思う、と言うと「だったら、適当に稽古でもつけてあきらめさせればいい」と命じる。あきらめさせる担当として、丈瑠は流ノ介の肩を叩くが。
  • 第十五幕「偽物本物大捕物」の冒頭、稽古中の丈瑠は、白石茉子の振るう竹刀を、白羽取りの形で受け止める。それを観た谷千明は、先輩風を吹かす池波流ノ介と揉めた後、今日は調子悪いから帰ると、稽古を早上がり。丈瑠は去って行く千明をみやりながら「まったく。しょうがない奴だ」と言う。
日下部彦馬(演者=伊吹吾郎 )
志葉家の家臣。志葉屋敷の家裁で、丈瑠の後見人のような立場。大勢の黒子たちを召使い、先代、志葉当主(雅貴)の戦死後は、丈瑠の親代わりを勤めてきた。
第十三幕「重泣声」冒頭、「殿ォッ!! 一大事にございます!」と志葉館の広間に駆け込んで来ると、何事かを丈瑠に耳打ち。茉子が……と呟く丈瑠に、「最早、止めるには手遅れ」と日下部。
白石茉子(演者=高梨臨)
「天」のモヂカラを継承しシンケンピンクに変身する。
第十三幕「重泣声」冒頭、包丁を構える白石茉子は、志葉の館の台所で料理に取り組んでいた。
侍戦隊男性陣の慄きを知らない茉子は、冷蔵庫の内を物色し、「買い物いかないとダメかぁ……。久しぶりの料理だし、ちょっと気合入れてかないとねぇ」と、やる気満々。
買い物に出た茉子は、独りで泣いてる子供を見かけ「迷子??」と訊く。子供が指差した先に、全身が白いのっぺらぼうを連れているお母さんが。お母さんに話しかける茉子は、相手がのっぺらぼうを子供として扱っているらしいことを知る。茉子が周囲を見回すと、白いのっぺらぼうを連れている大人と、取り残された子供という取り合わせが何組も。「何これ……」と、唖然とする茉子は、白い球を子供に投げつけ、のっぺらぼうと入れ替えるアヤカシ(ナキナキテ)を発見。白いのっぺらぼうは、アヤカシ、ナキナキテが生む分身、白鬼子だった。ショドウフォンで丈瑠に変事を知らせる茉子は、シンケンピンクに変身し、ナキナキテに挑む。他のシンケンジャーたちも駆けつけるが、男性陣は次々と赤鬼子に抱きつかれてしまう。
志葉の館に戻る茉子は、ナキナキテが立ち去る前に言い残した「その赤鬼子泣けば泣くほどに重くなる。潰されぬようにあやしてやることじゃ」というセリフを手がかりに、ことはと共に、丈瑠たちに抱きついたままの赤鬼子をあやしていく。千明が自分に抱きついた赤鬼子を泣かせるが、茉子があやして泣き止ませ「一人泣くと、みんなつられるんだから気をつけて」と千明に耳打ち。
広間での赤鬼子あやしがひと段落すると、茉子は「とにかく、そんな調子で頑張って」と言い、「あたしは黒子さんたち手伝って来る」。「親にはぐれちゃった子どもたち、助けてくれてるの」と言う茉子に、うちも行く、とことは、「頼む」と、丈瑠。
白鬼子のせいで親に忘れられた子どもたちは、道場のような場所に集められているが、顔を隠した黒子に怯える様子で、皆、泣き止まない。そこに、亀の着ぐるみを着た茉子と、猿の着ぐるみを着たことはが現れ、笑わせてから遊戯をさせる。
そんな中、茉子は、子どもたちの面倒をことはに頼むと、建物の表に出てわき腹を押さえる。ナキナキテとの交戦で受けた傷が癒えていないのだ。
建物の外で蹲っている茉子に、追って来たことはが、どうしたん?? と訊くが「なんでもない」と、茉子。茉子の負傷に気づき、気遣うことはに、「だいじょぶ、だいじょぶ」と茉子。子どもたちは元気になったし、もう少し休もうと、ことは。茉子は、子どもたちが遊ぶ様子を伺い「あぁいうの、やりたかったなぁ」と呟く。ぇ?? と、戸惑うことはに、「ほら、小さいときから侍の稽古ばっかりだったでしょ」と茉子、「女の子らしい遊びできなくって。お母さんごっことか、お嫁さんごっことか。すごく憧れてた」。黙っていることはに「似合わないって思ってるでしょ」と、茉子。「なんでかなぁ。どうしてか思っちゃうんだよね。普通にお嫁さんになって、普通にお母さんになりたいなぁ、って」と言う茉子。茉子ちゃんやったら、なれるわと言うことはに、「実はそのつもり」と応える茉子だが、「でも、時々。こういう時はちょっとね」と続け、「だめかなぁ、って。もし、戦いに勝てなかったら……」と、口ごもる。「なんてね、ちょっと弱気すぎか」と、口調を替える茉子に、そんなふうに思うことあるんや、とことは。「ないない。今の嘘」と言う茉子は「さて、次は何して遊ぼう……」と言いながら腰をあげる。ことはは、唐突に茉子を抱きしめ「たまには、茉子ちゃんのこと、ぎゅっとしてもええやんな」「今まで、頼ってばっかりで、ごめんな」。
そこに、ナキナキテが急襲してくる。「せっかくの泣き声を封じてくれたのは、お前らじゃな!!」と言うナキナキテに向かって立ち上がり「外道衆」と茉子。「早く子どもたちを」と黒子たちに頼む茉子は、「これ以上、子どもたちを泣かせはしない」と告げ、ショドウフォンを構える。「行くよ、ことは」と、茉子とことはは共に変身。ナキナキテに立ち向かう。
ナキナキテを倒す戦いが終わった後、術が解けた親たちが、子どもたちを迎えに来る。茉子は、そんな様子をことはと見つめる。
その晩の志葉館の夕食は、結局、茉子の料理に。おそるおそる口にする男性陣が、なかなかと喜ぶと、「実は、黒子の皆さんに手伝ってもらったんだけどね」と、茉子。「でも、付け合せは、私のオリジナル」と、茉子が言ってる時に、たまたま付け合せを口にする丈瑠が卒倒。茉子はことはと顔を見合わせる。
  • 第十四幕「異国侍」序盤、志葉の屋敷に押しかけてきたリチャード・ブラウンへの対応を侍戦隊の面子が話し合う場面で、白石茉子は、谷千明に「そういうの、姉さんの役目」と言われ「あたしは無理、英語しゃべれないし」と言っている。
  • 第十五幕「偽物本物大捕物」の冒頭、稽古中の白石茉子は、丈瑠相手に竹刀を振る。丈瑠が、白羽取りの形で竹刀を受け止めるのを観た谷千明は、先輩風を吹かす池波流ノ介と揉めはじめる。そんな千明に茉子は「真面目に稽古しなさいよ」と小言を言う。
花織ことは(演者=森田涼花)
「土」のモヂカラを継承し、シンケンイエローに変身する。侍戦隊では、最も若い。
第十三幕「重泣声」冒頭、花織ことはは、志葉の館の台所で料理に取り組む白石茉子に、「楽しみやわぁ。茉子ちゃんが晩御飯作ってくれるなんて」とニコニコ。
茉子が買い物に行ってる間、流ノ介と千明は腹筋体操に励み、丈瑠は「爺が黒子に手伝わせるって言ってたし、食べられるもんにはなるだろ」と言うが、「茉子ちゃん、料理下手とちゃうのに」とことは。流ノ介が「お前は、茉子のことになると、何でもオーケーだな」と言うと、谷千明も口を挟み「俺には、謎だね、姉さんみたいなタイプが料理好きとかさぁ」と言う。ことはは、「だって、茉子ちゃんの夢は、お嫁さんやし」。「そこが、謎なんだよっ」と千明。「なんで? 茉子ちゃんやったら、うちがお嫁さんにしたいくらいやわ」と言うことはに、「それは無理だぞぉ」と流ノ介。しかしことはは、「こないだも」と、つい最近と思える回想を語りだす。姉の夢をみて寂しくなり、夜、独りで庭に出て笛を吹いていたら、茉子が慰めてくれた、という回想だ。「茉子ちゃんに、ギュッとされたら元気になる。ほんまに」と、ことは。丈瑠が「お前には、姉さんみたいなもんだな」と声をかけると「はい」とことは「優しいし強いし、憧れって言うか、尊敬しています」。
アヤカシ、ナキナキテとの戦いの後、志葉の館に戻ることはは、茉子と共に、丈瑠ら男性陣に抱きついている赤鬼子をあやしていく。「確かに、泣き止むと、耐えられる程度の重さにはなるな」と、流ノ介。広間で、侍戦隊男性陣に取り付いた赤鬼子をあやす一幕が描かれると、茉子が、親にはぐれちゃった子どもたちを集めてきてるので、黒子さんたちを手伝ってくる、と言い、ことはも「うちも行く」とついて行くことに。
道場のような場所に集められている子どもたちの前で、猿の着ぐるみを着たことはは、亀の着ぐるみを着た茉子をアシスト。子どもたちを笑わせる。
少し後、茉子は、ちょっと御免と声をかけ、表に出ていく。茉子の様子を心配げにみることは。
建物の外で蹲っている茉子に、追ってきたことはは「どうしたん??」と訊き、わき腹に滲む血に気づく。茉子の負傷のことを「何で言ってくれへんの、あんなに動いたりして」とことは。だいじょぶ、と応える茉子だが、「だいじょぶと違うよ」と言うことはは、「もうちょっと休もう。みんなは元気になったし」と続ける。茉子は、子どもたちの様子を伺い、子どもの頃から侍の稽古ばかりだったから、女の子らしい遊びできず、すごく憧れてた、と語る。「どうしてか思っちゃうんだよね。普通にお嫁さんになって、普通にお母さんになりたいなぁ、って」と言う茉子に、「茉子ちゃんやったら、なれるわ」と、ことは。「実はそのつもり」と応える茉子だが、「でも、時々。こういう時はちょっとね」と続け、「だめかなぁ、って。もし、戦いに勝てなかったら……」と、口ごもる。「なんてね、ちょっと弱気すぎか」と、口調を替える茉子に、「そんなふうに思うこと、あるんや」と、ことは。「ないない。今の嘘」と言う茉子を抱きしめることはは、「たまには、茉子ちゃんのこと、ぎゅっとしてもええやんな」と言い、「今まで、頼ってばっかりで、ごめんな」と続ける。そこに突然、ナキナキテが急襲、2人は立ち上がる。茉子は黒子たちに「早く子どもたちを」と、ことはも「お願いします」と頼み、2人はショドウフォンで変身。ナキナキテに立ち向かう。
ナキナキテを倒す戦いが終わった後、術が解けた親たちが、子どもたちを迎えに来る。ことはは、そんな様子を茉子と見つめる。
  • 第十四幕「異国侍」序盤、志葉の屋敷に押しかけてきたリチャード・ブラウンへの対応を侍戦隊の面子が話し合う場面で、花織ことはは「ここのお屋敷も知られてしもうたし」と言っている。
黒子
志葉家に仕える下僕たちの総称。丁度、歌舞伎の黒子の様な姿で顔を隠し、一切言葉を口にすることなく、シンケンジャーの身の回りの世話や、戦いの支援をする。
第十三幕「重泣声」冒頭、黒子たちは、志葉の館の台所で料理に取り組む白石茉子を取り囲み、取り乱している。
冷蔵庫を覗いた茉子が、買い物いかないとダメかぁ、とやる気をみせているカットでは、黒子たちは、下ごしらえですでに茉子が生み出した食材の残骸を片付けている。
第十三幕中盤、黒子たちは、アヤカシナキナキテのために親に忘れられた子どもたちを集め、面倒をみようとするが、子どもたちは覆面に怯える様子で泣き止まない。
谷千明(演者=鈴木勝吾)
「木」のモヂカラを継承し、シンケングリーンに変身する。侍戦隊男性陣では、1番若い。花織ことはよりは年長。
第十三幕「重泣声」冒頭、谷千明は、白石茉子が料理に取り組んでいる、と聞き「姉さんが料理……」と、沈痛な面持ちでうなだれる。
茉子が買い物に行ってる間、千明は流ノ介と共に腹筋体操に励む。「俺には、謎だね、姉さんみたいなタイプが料理好きとかさぁ」と千明が言うと、「だって、茉子ちゃんの夢は、お嫁さんやし」と花織ことは。「そこが、謎なんだよっ」と千明。「なんで?」とことは。
アヤカシ、ナキナキテとの戦いで赤鬼子に抱きつかれてしまった千明は、志葉の館に戻ると、茉子に赤鬼子をあやしてもらうが。「あー、もうやってらんねぇよ、これ」と、デコピンのようにして赤鬼子を弾き、泣かせてしまう。丈瑠たちに抱きついていた赤鬼子もつられて泣きだし、いっせいに体重が重くなる。茉子、ことは、日下部がなんとかあやして泣き止ませるが、千明は「一人泣くと、みんなつられるんだから気をつけて」と茉子に耳打ちされ、首をすくめる。
第十三幕中盤、ナキナキテの再襲来に、千明、丈瑠、流ノ介は、赤鬼子に抱きつかれたまま出陣。ナキナキテが、シンケンピンク、イエローと戦っている現場にたどり着くが、赤鬼子の重みで変身しきれず、へたり込む。結局、ナキナキテの一の目は、力を併せたピンク、イエローに倒され、赤鬼子はいったん消える。
  • 第十五幕「偽物本物大捕物」の冒頭、侍戦隊の稽古で、谷千明は、池波流ノ介が振るう竹刀を相手に、真剣白刃取りに挑戦するが、うまくいかない。「出来るわけねぇよ」と言う千明に、「どうかな」と言う流ノ介が視線をやると、その先では丈瑠が白石茉子の竹刀を相手に白刃取りを稽古している。見事に成功する丈瑠をみて、「マジかよ。何で俺にはできないんだよ!?」と千明。
    「肝心なのは精神統一」と流ノ介。お手本をみせてあげようと、千明に自分の竹刀を渡す流ノ介。「なんだよ偉そうに」と言う千明に、「さぁこい」と流ノ介。「はいはい」と千明が振り下ろす竹刀を、流ノ介は受け止めるが、千明はすかさず、元から持っていた自分の竹刀を流ノ介の脇に打ち込む。「まだまだだねぇ、流ノ介くん」、「お前。卑怯だぞ」、「卑怯じゃねぇよ。二刀流だよ二刀流」。「落ち着いて、流ノ介さん」と割って入る花織ことは。「千明。真面目に稽古しなさいよ」と、茉子は千明に小言を言う。千明は「今日俺、調子悪ぃの」と、竹刀を茉子に押し付け、「帰る」と言い置いて去ってしまう。そんな千明を見やって「まったく」と丈瑠は、「しょうがない奴だ」と独り言。
  • 千明は、仲間と離れ、独りで真剣白刃取りの練習をしょうとする。「丈瑠がにできるんだ。俺にだってできるはず」と言いながら、竹刀の柄を、紐で大木の枝から吊り下げる。吊り下げた竹刀を大きく振り回すようにして、それを両掌で挟み取ろとするが、うまくいかない。「あきらめるかよぉッ」と独りの練習を繰り返す谷千明。
    • 千明は、独りでの練習を続けてる内に、アヤカシのナキナキテに追いかけられるカップルの悲鳴を聞き、駆けつける。
池波流ノ介(演者=相葉弘樹)
池波家出身の若者。「水」のモヂカラを継承していて、シンケンブルーに変身する。
第十三幕「重泣声」冒頭、池波流ノ介は、「姉さんが料理……」とうなだれる谷千明に続き、「あの時の悪夢が……」とおののく。
「とにかく、腹を減らしておかねば!!」と、白石茉子が買い物に行ってる間、腹筋体操に励む流ノ介。
花織ことはが、「茉子ちゃん、料理下手とちゃうのに」と言うが、「お前は、茉子のことになると、何でもオーケーだな」と流ノ介。千明が、姉さんみたいなタイプが料理好きだとか謎だ、と言葉を差し挟むと、ことはは「だって、茉子ちゃんの夢は、お嫁さんやし」と反論。そこが、謎なんだよと言う千明に、「なんで? 茉子ちゃんやったら、うちがお嫁さんにしたいくらいやわ」とことは。「それは無理だぞぉ」と流ノ介。
アヤカシ、ナキナキテとの戦いで赤鬼子に抱きつかれてしまった流ノ介は、志葉の館に戻ると茉子に赤鬼子をあやしてもらう。「確かに、泣き止むと、耐えられる程度の重さにはなるな」と流ノ介。
第十三幕中盤、ナキナキテの再襲来に、流ノ介、丈瑠、千明は、赤鬼子に抱きつかれたまま出陣。ナキナキテが、シンケンピンク、イエローと戦っている現場にたどり着くが、赤鬼子の重みで変身しきれず、へたり込む。結局、ナキナキテの一の目は、力を併せたピンク、イエローに倒され、赤鬼子はいったん消える。
  • 第十四幕「異国侍」冒頭、流ノ介は、早朝、志葉の屋敷の門前を掃除する黒子を手伝おうとする。そこに姿を現す、謎の外人(リチャード・ブラウン)に応対することになるが、「やっと見つけましたシンケンブルー」と言ってハグされ、面食らう。
    • 丈瑠は、ブラウンのことを「適当に稽古でもつけてあきらめさせればいい」と命じ。あきらめさせる担当として流ノ介の肩を叩く。正座のできないブラウンを茶席に出させるなど、いびりめいた稽古を重ね、最後に千明が、むいてないからあきらめな、と言うと、ブラウンはわれ意気消沈。流ノ介は「千明そんな言い方」と言うが、ほんとのことだろ、と千明。
    • 流ノ介は、「外国人には、侍道など理解できないのでありまするか?」と訊かれ、侍道で1番大切なことは「諦めないことだ」と答え、「諦めずに頑張ろう」と言ってしまう。感激したブラウンに「お師匠!」と呼ばれ「どこまでもついて行くよ!!」と言われると、すっかりその気になってしまう流ノ介。
  • 師匠気取りになって、ブラウンをあきらめさせるという主旨を忘れてしまう流ノ介に、千明たちや日下部も呆れ気味に。
    • 流ノ介が川原でブラウンに剣道の稽古をつけていると、ショドウフォンで茉子から連絡が入りアヤカシ(ハチョウチン)の侵出が知らされる。出撃しようとする流ノ介に、ブラウンは「私も行くよ。私も一緒に、悪い奴バッタバッタとやっつけるよ」と駆け出して行く。
  • ハチョウチンとの「噛み合わせが悪い」ため、シンケンレッドたちが苦戦しているところにブラウンと流ノ介が遅れてやってくる。「離してください」と騒ぐブラウンを、押さえつけて引きとめようとする流ノ介は「遊びじゃないんだから」。流ノ介を押しのけるブラウンは、竹刀を振りかぶってハチョウチンに向け突っ込んでいく。
    • ブラウンは、火炎を浴びせられそうになるが、咄嗟に変身したシンケンブルーが割って入り、ブラウンを庇って火炎を受け倒れる。(ハチョウチンは水切れで撤収していく)
  • 戦いの後、流ノ介は、ブラウンに「もう、これ以上君に侍道を教えることはできない」と言い、「稽古はこれでおしまいだ」と告げ、ブラウンの前から立ち去る。
    • 流ノ介は、気を張っているが、明らかに落ち込んでいる様子が、他の侍戦隊メンバーにも明らか。そこにハチョウチンが再襲来してくる。
  • 再侵出したハチョウチンは侍戦隊を追い込むが、シンケンジャーたちは、リチャード・ブラウンの激励もあって立ち直る。丈瑠が「いい弟子をもったな、流ノ介」と声をかけると、「はい」と応える流ノ介「ブラウンは、真の侍です。この声援に、応えぬわけにはいきません」と言いながら立ち上がる。他のメンバーたちも立ち上がる。「ナイス、サムライッ!!」とブラウン。ハチョウチンは、又も火炎を吹きかけるが、これは、再度変身するシンケンジャーたちのモヂカラに跳ね飛ばされる。
  • ハチョウチンが倒された後、ブラウンは「ありがとうございました、お師匠。国に帰ったら、みんなに侍道を広めまぁす」と、流ノ介に挨拶。「あぁ、頼んだぞ」と言う流ノ介と握手し「じゃ、サヨナラ」と言うと、ブラウンは去って行く。
    ブラウンを見送る侍戦隊の内で、千明が「侍道ね。あいつに任せてだいじょぶかな??」と言うが、「大丈夫」と、流ノ介。流ノ介は「侍にとって一番大切なことを、ブラウンは知っているからな」と言いながら見送り続ける。
ウスカワ太夫(スーツアクター=蜂須賀祐一、声優=朴ロ美)
薄皮太夫。花魁言葉のような感じで話す女の外道衆。いつも三味線を抱え、気ままに爪弾く。三味線の音故に、血祭ドウコクに目をかけられている。ドウコク配下のアヤカシとはそりがあわないことが多く、しばしば反目しあう。
第十三幕「重泣声」の序盤、六門船の船内でウスカワ太夫が爪弾く三味線の音に併せて、スス木霊の群れが口三味線。血祭ドウコクが「うるせぇッ!」と腹を立てる。血祭ドウコクが、シンケンレッドのことに腹を立て「俺が、前みてぇに人間どもの世界に出ていけりゃぁ、あんな若造、すぐに捻り潰してやるものおッ!」と、力まかせに大刀の鞘で床を突くと、六門船が大揺れに揺れる。太夫もあわて気味に「おちつけ!!」と声をかけ、「奴はまだ、封印の文字を使えない」、「先に三途の川をあふれさせせてしまえば、シンケンジャー諸共終わりだ」。骨のシタリは、アヤカシ共に、封印の文字のことを教えると、妙な気を起こす奴がいるかもしれない、と言う。「裏切るとでも言うのかよ?? この血祭ドウコクを?」と言う言葉に、「無いとは思うが、所詮、三途の川の根無し草共だ」と、ウスカワ太夫。
  • 第十五幕「偽物本物大捕物」冒頭、六門船のシーンが、ウスカワ太夫が爪弾く三味線の音から入る。「うーん、いつ聞いてもいいねぇ、お前さんの三味線は」と、骨のシタリ。「おぅおぅ、絶望に満ちた、哀しい調よ」と言うシタリに、「いや」と血祭ドウコク。「なんか、違うなぁ……。何つぅかぁ……ぐっとくるもんがねぇ。お前ぇ、太夫じゃねぇな」と言うドウコクに「!?」という感じのシタリ。三味線を弾いてたのは、アヤカシのナリスマシが変化した姿だった。
    「いたずらもいい加減にしな」と、太夫の声が、別の方から聞こえてくる。
スス木霊
六門船の船内に、天上からぶら下がる小妖怪。人間の頭部に似た、小さな毛玉が、植物の蔓のようなもので、ぶら下がる。
第十三幕「重泣声」の序盤、スス木霊は、ウスカワ太夫の三味線の音に併せて、「ベンベンベンベン♪」と、口三味線。多数が一斉に口真似するので、うるさい。腹を立てた血祭ドウコクに「頭に響くんだよッ!!」と、大杯を投つけられると、口々に悲鳴を上げて天井に逃げ隠れる。
血祭ドウコク(スーツアクター=日下秀昭、声優=西凜太朗)
外道衆の首魁。たくましい大柄で、牙を剥いた赤鬼のような形相。荒武者のような性格で、いつも不機嫌なうえに怒りっぽい。六門船の船中では、いつも酒を呑んでいるが、骨のシタリ曰く、血祭ドウコクをなだめられるのは、ウスカワ太夫か酒だけ、とのこと。
第十三幕「重泣声」の序盤、六門船の船内でウスカワ太夫が爪弾く三味線の音に併せ、スス木霊の群れが口三味線。血祭ドウコクは「うるせぇッ!」と腹を立て「頭に響くんだよッ!!」と、大杯を投つける。骨のシタリに「怒っても、二日酔いは治らないよ」と言われると、「酒のせいじゃねぇ」とドウコク。「シンケンレッドだ。俺が、前みてぇに人間どもの世界にでていけりゃぁ、あんな若造、すぐに捻り潰してやるものおッ!」と、怒りにまかせ、大刀の鞘で床を突く。大揺れに揺れる六門船にウスカワ太夫も慌て気味に「先に三途の川をあふれさせせてしまえば、シンケンジャー諸共終わりだ」と言う。骨のシタリも「それに、やたらとアヤカシ共に、封印の文字のことを教えるのはどうもね。……妙な気を起こす奴がいるかもしれない」。「裏切るとでも言うのかよ??」と言うドウコクに、「無いとは思うが、所詮、三途の川の根無し草共だ」と、ウスカワ太夫。シタリも太夫にうなずき「あぁ……。使うにしても、よほど吟味しないとね。ジュウゾウのこともある」と言うと、血祭ドウコクは、「へっ」とふて腐れる感じに。
  • 第十五幕「偽物本物大捕物」冒頭、六門船のシーンが、ウスカワ太夫が爪弾く三味線の音から入る。骨のシタリが三味線を、絶望に満ちた、哀しい調と言うが、「いや」と血祭ドウコク。「なんか、違うなぁ……。何つぅかぁ……ぐっとくるもんがねぇ。お前ぇ、太夫じゃねぇな」と言うドウコクに「!?」と言う感じのシタリ。三味線を弾いてたのは、アヤカシのナリスマシが変化した姿だった。ドウコクは、「俺たちにちょっかいだしてる暇があったら、とっとと三途の川、あふれさせて来いッ!!」とナリスマシに噛み付く。
骨のシタリ(スーツアクター=大林勝、声優=チョー)
三途の川で、血祭ドウコクの側近のような立場にいるアヤカシ。体格は小柄だが、イカのように長大な才槌頭を持つ。言葉遣いや物腰には、初老の老人のような気配がある。実際、他のアヤカシから「ご老体」と呼ばれることも。
第十三幕「重泣声」の序盤、骨のシタリは、荒れている血祭ドウコクに「怒っても、二日酔いは治らないよ」と言うが、「酒のせいじゃねぇ。シンケンレッドだ」と、ドウコク。「俺が、前みてぇに人間どもの世界にでていけりゃぁ、あんな若造、すぐに捻り潰してやるものおッ!」と、ドウコクが、大刀の鞘で力まかせに床を突くと六門船が大揺れに揺れ、シタリも慌てふためく。奴はまだ封印の文字を使えない、とドウコクをなだめようとする太夫にシタリも言葉を添え「それに、やたらとアヤカシ共に、封印の文字のことを教えるのはどうもね。……妙な気を起こす奴がいるかもしれない」。ドウコクが、裏切るとでも言うのかよ?? と言うと、「無いとは思うが、所詮、三途の川の根無し草共だ」と、ウスカワ太夫。シタリも太夫にうなずき「あぁ……。使うにしても、よほど吟味しないとね。ジュウゾウのこともある」。ドウコクが「へっ」とふて腐れると、「志葉の当主のことはジックリやろうよ。これまで通り三途の川の水を増やしながらさ」とシタリ。「面白いのも呼んであるし」と言うと、六門船をよじ登ってくるアヤカシ(ナキナキテ)の影が。
第十三幕の中盤、三途の川の水量を測るシタリは「おや、せっかく増えたと思った水が、減ってきてるよ!!」。聞きつけたナキナキテが「なんじゃと!?」と慌てる(この短いやりとりは、人間界で、白石茉子と花織ことはが、子どもたちを泣き止ませる場面の後に続いて挿入)。
  • 第十五幕「偽物本物大捕物」冒頭、六門船のシーンが、ウスカワ太夫が爪弾く三味線の音から入る。「うーん、いつ聞いてもいいねぇ、お前さんの三味線は」と、骨のシタリ。「おぅおぅ、絶望に満ちた、哀しい調よ」と言うシタリに、「いや」と血祭ドウコク。「なんか、違うなぁ……。何つぅかぁ……ぐっとくるもんがねぇ。お前ぇ、太夫じゃねぇな」と言うドウコクに「!?」という感じのシタリ。三味線を弾いてたのは、アヤカシのナリスマシが変化した姿だった。
    「いたずらもいい加減にしな」と、太夫の声が、別の方から聞こえ本物が現れると「これはいったい」とシタリは慌てる。「あははは、楽しんでいただけましたかぁ?」と正体を現すナリスマシ。「ナリスマシ!! お前さんだったか!」と骨のシタリ「外見をそっくり写し取るその力。いや、実に見事」と誉めるが、「あっはっはっはは。誉められても嬉しくありませんね。当たり前すぎて、ひゃははは」とナリスマシ。
六門船
三途の川で、血祭ドウコクが拠点としている船。大型の和船のような外形だが、難破船のように荒んだ様子。中もがらんとした印象が強い。
三途の川
『侍戦隊シンケンジャー』の作中では、この世(人間の世界)と隙間を通じて繋がっている異界。アヤカシたちが生まれ、棲む世界。そこには、この世で流された涙が溜まった三途の川が茫漠と広がっている。
封印の文字
志葉家に伝承される秘伝の文字。血祭ドウコクのようにパワフルなアヤカシも封印することが可能だが、複雑な文字で使いこなすのは困難。
アヤカシ(スーツアクター=中川素州、佐藤太輔、的場耕二、清家利一)
三途の川で生まれる妖怪の類の総称。ナナシ連中よりは上級で、通例言語能力を持つ。
ジュウゾウ(スーツアクター=未詳、声優=唐橋充)
外道衆の間で「はぐれ者」「はぐれ外道」と呼ばれる、人外の剣士。妖刀、裏正を携えている。三途の川と人間界の間を行き来しているが、血祭ドウコクの配下ではない。第七幕「舵木一本釣」で初登場。
第十三幕「重泣声」には登場しない。物語序盤、六門船船内で、ウスカワ太夫も交えた、骨のシタリと血祭ドウコクとの会話で話題に上る。
  • 第十四幕「異国侍」には登場しない。
ナキナキテ(声優=納谷六朗)
第十三幕「重泣声」に登場するアヤカシ。初登場場面は、骨のシタリが呼んだ「面白いの」として、六門船の外壁を這い登ってきた手の先だけが映る。この場面には、気味の悪い感じで、赤子の鳴き声が被さる。
第十三幕前半、まず、ナキナキテが多数放った分身、白鬼子たちによる怪異に、白石茉子が遭遇。
ナキナキテがシンケンピンクと交戦していると、他のシンケンジャーも駆けつけ参戦。まず、シンケンブルーとシンケングリーンを、分身、赤鬼子で行動不能にし、ピンクに深手を負わせる。シンケンレッドからは斬激を受けるが、同時に赤鬼子を取り付かせ、やはり行動不能にする。シンケンジャーの男性陣3人を行動不能にしたところで、水切れ状態になったナキナキテは一時撤収していく。
三途の川に、一時撤収するナキナキテは、せっかく増えた三途の川の水位が、減ってきてる、と骨のシタリから聞かされ、「なんじゃと!?」と慌てる(この短いやりとりは、人間界で、白石茉子と花織ことはが、子どもたちを泣き止ませる場面の後に続いて挿入)。
ナキナキテは、茉子とことはが語り合う場面を挟んで、再度人間界を襲撃。「せっかくの泣き声を封じてくれたのは、お前らじゃな!!」と2人に迫るが、変身したシンケンピンクとシンケンイエローが立ちはだかる。
「お前たちに分身などもったいない」と、ナキナキテ「今ここで死ぬのじゃぁっ!」と交戦。傷の癒えていないシンケンピンクに付け込み、優位に戦う。そこに、赤鬼子に抱きつかれたまま、丈瑠、池波流ノ介、谷千明がやってくる。が、抱きつかれている赤鬼子の重みのため、誰も変身のモヂカラを振るうことすらできない。せせら笑うナキナキテは、「終わりじゃ、シンケンジャー」と、変身不能の男性陣の前で、ピンク、イエローに攻撃を加える。しかし、「これで好きなだけ、子どもたちに泣いてもらえそうじゃ」と言うナキナキテのセリフに、ピンク、イエローが奮起。ピンクと、イエローのモヂカラを併せる攻撃で空中に吹き飛ばされると、上空からピンクに、地上からイエローに同時攻撃を見舞われる「天地の舞」で、一の目は滅ぶ。
二の目で巨大化再生するナキナキテは、シンケンオーにも巨大サイズの赤鬼子を抱きつかせ、優位に立つ。しかし、出陣するダイテンクウに強制合体されてしまう。動きが鈍ったところを、シンケンオーに搭乗したままの、ピンク、イエローに ダイシンケン侍斬りを見舞われ二の目も滅びる。
白鬼子
ナキナキテの分身。腹から出される白い球を子供にぶつけると生まれる。生まれた白鬼子は、全身が白いのっらぼうのようだが、子供の親には、子供と認知され、子供と入れ替わってしまう。ナキナキテ曰く「子どもたちに成り代わり、親を奪い取るのじゃぁ」。「棄てられた子どもの泣き声は、三途の川には最高」とも。
ナキナキテは、白鬼子を同時に多数生み出すことが出来る。又、分身としては、赤鬼子も出せる。
シンケンピンク(スーツアクター=人見早苗、神尾直子、声優=高梨臨)
白石茉子が「天」のモヂカラを身に纏い変身。シンケンマルを、バトルファンのような武器、ヘブンズファンに変化させて戦う。繰り出せるモヂカラの大きさはともかく、扱うセンスは侍戦隊で一番、と言われる。
第十三幕「重泣声」では、アヤカシ、ナキナキテに、他のシンケンジャーに先駆けて立ち向かう。しかし、ダメージを受けたところにシンケンジャーたちが駆けつけ参戦。ところが、シンケンブルーとグリーンは、ナキナキテの分身、赤鬼子で行動不能に。シンケンピンクが斬りつけるが、棍棒のような武器で跳ね飛ばされイエローが駆け寄る。
第十三幕中盤、ナキナキテの再襲来に、シンケンピンクはイエローと立ち向かうが、初戦で被ったダメージに付け込まれる。志葉丈瑠、池波流ノ介、谷千明が戦闘場面にたどり着くが、赤鬼子に抱きつかれたままの男性陣は、変身不能に。しかし、「これで好きなだけ、子どもたちに泣いてもらえそうじゃ」と言うナキナキテのセリフに、ピンク、イエローが奮起。ピンクが、イエローとモヂカラを併せる、と発案。ピンクが書く「風」のモヂカラと、イエローの「山」のモヂカラで「嵐」として、ナキナキテを空中に吹き飛ばす。そこに上空からピンクが、地上からイエローが同時攻撃を加える「天地の舞」で、一の目を倒す。
シンケンレッド(スーツアクター=福沢博文、他、声=松坂桃李)
ショウドウフォンを振るい、「火」のモヂカラで変身した侍。シンケンジャーの世界では、代々、志葉家の当主が継承し、侍戦隊のリーダーの役を受け継いできた。シンケンマルを烈火大斬刀に変化させて戦う。
第十三幕「重泣声」では、シンケンピンクが、アヤカシ、ナキナキテと戦っているところに、シンケンイエローと共に駆けつけ、ピンクを庇う。ナキナキテに斬りかかったシンケンブルーとグリーンは、赤鬼子で行動不能にされ。シンケンピンクは跳ね飛ばされる。次に斬りかかるレッドだが、斬激を加えるものの、同時に赤鬼子の球を食らわされ、行動不能に。
第十三幕Bパートでは、シンケンピンクとイエローが、2人でナキナキテの一の目を倒し、丈瑠に取り付いていた赤鬼子は消える。この後、ナキナキテの二の目が登場し、シンケンオーが出陣するが、第十三幕では、合体後のシンケンオーの内部にすでに変身後のシンケンレッドが(このシークエンスで、レッドの変身シーンはカット)。
シンケンイエロー(スーツアクター=橋口未和、声優=森田涼花)
花織ことはが「土」のモヂカラを纏って変身。シンケンマルを、大手裏剣のような武器、ランドスライサーに変化させて戦う。
第十三幕「重泣声」では、シンケンピンクが、アヤカシ、ナキナキテと戦っているところに、シンケンレッドと共に駆けつけ、ピンクを庇う。
第十三幕中盤、ナキナキテの再襲来に、シンケンイエローは、ピンクと立ち向かうが、ピンクが初戦で被っていたダメージに付け込まれる。志葉丈瑠、池波流ノ介、谷千明が戦闘場面にたどり着くが、赤鬼子に抱きつかれたままの男性陣は、変身不能に。しかし、「これで好きなだけ、子どもたちに泣いてもらえそうじゃ」と言うナキナキテのセリフに、イエロー、ピンクが奮起。ピンクが書く「風」のモヂカラに、イエローの「山」のモヂカラを併せる「嵐」のモヂカラで、ナキナキテを空中に吹き飛ばす。そこに上空からピンクが、地上からイエローが同時攻撃を加える「天地の舞」で、一の目を倒す。
シンケンブルー(スーツアクター=押川善文、他、声=相葉弘樹)
池波流ノ介が「水」のモヂカラを身に纏って変身。シンケンマルを、洋弓タイプの武器、ウォーターアローに変化させて戦う。
第十三幕「重泣声」では、シンケンピンクが、戦っているところに駆けつけ、シンケングリーンと共にアヤカシ、ナキナキテに斬りつける。しかし、棍棒のような武器に跳ね飛ばされると、赤鬼子に抱きつかれてしまう。
第十三幕Bパートでは、シンケンピンクとイエローが、2人でナキナキテの一の目を倒し、流ノ介に取り付いていた赤鬼子は消える。この後、ナキナキテの二の目が登場し、シンケンオーが出陣するが、第十三幕では、合体後のシンケンオーの内部にすでに変身後のシンケンレッドが(このシークエンスで、ブルーの変身シーンはカット)。
  • 第十四幕「異国侍」ではBパートで、侍戦隊が、再侵出してきたハチョウチンを迎撃しようとする場面にリチャード・ブラウンが登場。レッドが名乗りを締めようとする時、突然横に現れ「同じくブラウン。リチャード・ブラウン!!」と名乗る。「ここで何してる!?」と問い詰めるシンケンブルーにブラウンは、「私、お師匠に言われました。教えること、もう、無いと」。慌てたシンケンブルーは「いやいやいや、私は、教えることは出来ない、と」と言うが。「教えること無い。それはつまり免許皆伝と言います」とブラウン。「……言わないでしょう」と、ピンク。「私、侍になった。だから一緒に戦うよ!!」と意気盛んなブラウン。しかし、直後、ハチョウチンに火炎を吹き付けられ、シンケンジャーたちに庇われるが、ブラウンはかなりのダメージを負う。
    • 激したシンケンブルーが、単身ハチョウチンに突っ込んで倒され、他のシンケンジャーたちも各個撃破に近い感じで倒されていくが。変身が解け、這い蹲る侍戦隊の面々に向け、ブラウンが「諦めるなーッ!」と大声をあげ激励。丈瑠が「いい弟子をもったな、流ノ介」と声をかけると、「はい」と応える流ノ介「ブラウンは、真の侍です。この声援に、応えぬわけにはいきません」と言いながら立ち上がる。他のメンバーたちも立ち上がる。「ナイス、サムライッ!!」とブラウン。ハチョウチンは、又も火炎を吹きかけるが、これは、再度変身するシンケンジャーたちのモヂカラに跳ね飛ばされる。
      シンケンレッドに大筒モードの烈火大斬刀を預けられたシンケンブルーは、舵木ディスクをセット。ブラウンを呼び寄せ、補助させると、舵木五輪弾を撃ち出し、ハチョウチンを倒す。
シンケングリーン(スーツアクター=竹内康博、声優=鈴木勝吾)
谷千明が「木」のモヂカラを纏って変身。シンケンマルを、槍型の武器、ウッドスピアに変化させて戦う。
第十三幕「重泣声」では、シンケンピンクが、戦っているところに駆けつけ、シンケンブルーと共にアヤカシ、ナキナキテに斬りつける。しかし、棍棒のような武器に跳ね飛ばされると、赤鬼子に抱きつかれてしまう。
第十三幕Bパートでは、シンケンピンクとイエローが、2人でナキナキテの一の目を倒し、千明に取り付いていた赤鬼子は消える。この後、ナキナキテの二の目が登場し、シンケンオーが出陣するが、第十三幕では、合体後のシンケンオーの内部にすでに変身後のシンケンレッドが(このシークエンスで、グリーンの変身シーンはカット)。
赤鬼子
ナキナキテの分身。腹から出される赤い球を子供にぶつけると生まれる。生まれた赤鬼子は、全身が赤く、一見、髑髏のようにも見える顔面を持つ。生まれると同時に、球をぶつけられた相手に抱きつき、引き離すことができなくなる。赤鬼子を攻撃すると、ダメージは、抱きつかれている者に加わる。また、赤鬼子は泣き出すと、体重がどんどん重くなり、抱きついている者を押しつぶす。
ナキナキテは、赤鬼子を同時に多数生み出すことが出来る。
水切れ
アヤカシは、三途の川から長時間離れていると、川の水が水切れになり、体が硬化する感じで戦えなくなる。この様子が、はじめて描かれるのは、第三幕「腕退治腕比」。
モヂカラ
文字を書くことで、色々不思議なことを実現する不思議な力。モヂカラを身に纏って変身したり、「大」のモヂカラで折神を大変化させたり、「馬」のモヂカラで馬を具象化したりする。あるいは「反」のモヂカラで、受けかけの攻撃や、いったんかけられた術を跳ね返したりもできる。
シンケンオー(スーツアクター=福沢博文)
第二幕「極付粋合体」で初登場する侍巨人。獅子折神以下、5体の折神と、5人のシンケンジャーとが一体になって出現。折神に乗り込んだシンケンジャー(通例レッド)が、ショウドウフォンで「合」の文字を宙に書きつつ「サムライ合体!!」と称すと、変形合体が作動。合体直後に、5人のシンケンジャーが「シンケンオー、天下統一!!」と唱和する。
第十三幕「重泣声」では、アヤカシ、ナキナキテの二の目出現に、まず、シンケンピンクとイエローが、並んで、亀折神と猿折神を大変化させる。次のカットではすでに大変化した五体の折神が登場し、シンケンオーに合体する。
ナキナキテの二の目との戦いでは、シンケンオーにも巨大な赤鬼子が取り付き、窮地に。侍戦隊男性陣は、ダイテンクウを出陣させ、ナキナキテの背後に取り付く。「これでハンディは同じです」と言うシンケンブルーに、「空から攻撃すりゃいいだろ!!」と、グリーン。しかし、シンケンオーに残ったイエローが「今のアヤカシなら攻撃できる」と言い、イエローとピンク、2人がダイシンケン侍斬りを見舞って二の目を倒す。
ダイテンクウ(大天空)
大変化した、兜折神、舵木折神、虎折神が合体しつつ変形する、巨鳥を模したような形状の、飛行タイプの折神。「超」のモヂカラで、シンケンオーに超侍合体し、テンクウシンケンオーとなる。流ノ介の発案に依る(第十ニ幕「史上初超侍合体」)。
第十三幕「重泣声」では、アヤカシ、ナキナキテの二の目との戦闘で、シンケンオーに巨大な赤鬼子が取り付き、窮地に。侍戦隊男性陣は、ダイテンクウを出陣させるが、シンケンブルーの早とちりでナキナキテに侍武装、背後に取り付く。

第十四幕「異国侍」

リチャード・ブラウン(演者=ジョン・カミナリ)
第十四幕「異国侍」冒頭で、早朝、志葉の屋敷の門前に姿を現す外人。たまたま応対することになる池波流ノ介に、「やっと見つけましたシンケンブルー」と言ってハグする。
リチャード・ブラウンは、侍戦隊がヤミオロロと戦ったとき(第七幕「舵木一本釣」)、毒に侵されていたところを、シンケンブルーに救われた、通りすがりの一般人の一人だった。ブラウンは、それ以来、侍戦隊、特にシンケンブルーのファンになり、弟子入りして侍になるため志葉の屋敷を捜しあてた、と流ノ介に語る。
ブラウンの対処に困った侍戦隊側は、適当に稽古をつけてあきらめさせるつもりで、流ノ介をブラウン担当にする。正座のできないブラウンを茶席に出させるなど、いびりめいた稽古を重ね、ブラウンは、最後に千明に、むいてないからあきらめな、と言われ意気消沈。
ブラウンは、流ノ介に「外国人には、侍道など理解できないのでありまするか?」と訊くが、侍道で1番大切なことは「諦めないことだ」と聞かされ「諦めずに頑張ろう」と言われる。感激したブラウンは流ノ介を「お師匠!」と呼び、「どこまでもついて行くよ!!」と喜ぶ。
師匠気取りになって、ブラウンをあきらめさせるという主旨を忘れてしまう流ノ介に、千明たちや日下部も呆れ気味に。
川原でブラウンが剣道の稽古を受けていると、ショドウフォンで流ノ介にアヤカシ(ハチョウチン)の侵出が知らされる。ブラウンは、出撃しようとする流ノ介に、「私も行くよ。私も一緒に、悪い奴バッタバッタとやっつけるよ」と駆け出して行く。
ブラウンと流ノ介は、ハチョウチンとの「噛み合わせが悪い」ため、シンケンレッドたちが苦戦しているところに遅れてやってくる。「離してください」と言うブラウンに、「遊びじゃないんだから」と流ノ介。ブラウンは、流ノ介を押しのけ、竹刀を振りかぶってハチョウチンに「悪者め、覚悟しなさい」と突っ込んで行くが、火炎を浴びせられそうになる。咄嗟に変身したシンケンブルーが、ブラウンを庇って火炎を受けると倒れてしまう。ハチョウチンは水切れで撤収していき、それを見送るブラウンは「逃げられちゃったよ」と呟く。
戦いの後、ブラウンは流ノ介に「もう、これ以上君に侍道を教えることはできない」と告げられる。「稽古はこれでおしまいだ」と言い渡し立ち去る流ノ介に黙って頭を下げる。ブラウンは、荷物をまとめ志葉屋敷を立ち去って行くが。
しかし、ブラウンは、再侵出してきたハチョウチンを、シンケンジャーが迎撃しようとする場面に登場。レッドが名乗りを締めようとする時、突然横に現れ「同じくブラウン。リチャード・ブラウン!!」と名乗る。驚くシンケンジャーたちを尻目に「天下無敵の侍戦隊、シンケンジャー、参る」まで言ってしまう。「俺のセリフ……」と動揺を隠せないレッド(笑)。シンケンジャーが混乱しているところに、ブラウンは「私、お師匠に言われました。教えること、もう、無いと」。慌てたシンケンブルーは「いやいやいや、私は、教えることは出来ない、と」と言うが。「教えること無い。それはつまり免許皆伝と言います」とブラウン。「……言わないでしょう」と、ピンク。「私、侍になった。だから一緒に戦うよ!!」と意気盛んなブラウン。しかし、直後、ハチョウチンに火炎を吹き付けられ、シンケンジャーたちに庇われるが、ブラウンはかなりのダメージを負う。
激したシンケンブルーが、単身ハチョウチンに突っ込んで倒され、他のシンケンジャーたちも各個撃破に近い感じで倒されていくが。変身が解け、這い蹲る侍戦隊の面々に向け、ブラウンが「諦めるなーッ!」と大声をあげる。「サムライは絶対に諦めないよ。何度も何度もぶつかって行くのが、タイヘンなことよ。それが、それがサムライなのよーッ!」。「ブラウンさんの言う通りや」と、ことは、「あいつに侍道を教えられるとはな」と、千明、「ほんとっ。でもタイヘンじゃなくて、タイセツなこと、だけどね」と、茉子。丈瑠が「いい弟子をもったな、流ノ介」と声をかけると、「はい」と応える流ノ介「ブラウンは、真の侍です。この声援に、応えぬわけにはいきません」と言いながら立ち上がる。他のメンバーたちも立ち上がる。「ナイス、サムライッ!!」とブラウン。ハチョウチンは、又も火炎を吹きかけるが、これは、再度変身するシンケンジャーたちのモヂカラに跳ね飛ばされる。
ハチョウチンが倒された後、ブラウンは「ありがとうございました、お師匠。国に帰ったら、みんなに侍道を広めまぁす」と、流ノ介に挨拶。「あぁ、頼んだぞ」と言う流ノ介と握手し「じゃ、サヨナラ」と言うと、ブラウンは去って行く。
ブラウンを見送る侍戦隊の内で、千明が「侍道ね。あいつに任せてだいじょぶかな??」と言うが、「大丈夫」と、流ノ介。流ノ介は「侍にとって一番大切なことを、ブラウンは知っているからな」と言いながら見送り続ける。
ハチョウチン(声優=下山吉光)
第十四幕「異国侍」に登場するアヤカシ。
いつも「むしゃくしゃしている」と言い続けるアヤカシで、火炎を吹き出す。
ハチョウチンは、第十四幕前半、六門船に唐突に現れる。「酒もって来い!!」と血祭ドウコクが荒れてるところに火を吹きかけ、酒を燃やしてしまう。「むしゃくしゃしてやった。今も反省してない」と言うハチョウチンに「何だと、この野郎ッ!」とドウコク。ウスカワ太夫は「ハチョウチン。あんたのせいで、ドウコクはご立腹だ。力を持て余してるなら、ちょっと行って人間どもを焼き払ってきな。そうすりゃ、気分も少しは晴れるだろうさ」。「うぅん、わかった。まだまだ、むしゃくしゃは収まってねけからなぁッ!」とハチョウチン。
人間界に侵出するハチョウチンは、侍戦隊に迎撃されるが、シンケンレッドの火炎系攻撃を吸収し、シンケンピンクに風の攻撃を受けると勢いを増す。「このアヤカシとは、噛み合わせが悪いな」とシンケンレッド。水切れで最初の侵出から撤収するときハチョウチンは「これに懲りたら、俺様の邪魔しないがいいさ。むしゃくしゃするからなぁ」と言い捨て、去って行く。
再侵出するハチョウチンは、結局はシンケンブルーの水流の舞が決め手になって追い込まれ、烈火大斬刀から打ち出される舵木五輪弾を見舞われた一の目は「ムシャクシャするっぜー」と言い残して倒される。
二の目で巨大化再生するときのセリフは「今度こそ反省させてやるっゼーッ!」。しかし、二の目は舵木折神とシンケンオーの連携攻撃に追い込まれた後、テンクウシンケンオーにあっさり倒される。最後のセリフは「今は反省してるーッ!!」。

第十五幕「偽物本物大捕物」

ナリスマシ(声優=大林勝)
姿形を自在に選んだ相手に変えられるアヤカシ。声音なども真似する。
第十五幕「偽物本物大捕物」冒頭の侍戦隊の稽古シーンに続く六門船のシーンで初登場。六門船のシーンは、ウスカワ太夫が爪弾く三味線の音から入る。「うーん、いつ聞いてもいいねぇ、お前さんの三味線は」と、骨のシタリ。「おぅおぅ、絶望に満ちた、哀しい調よ」と言うシタリに、「いや」と血祭ドウコク。「なんか、違うなぁ……。何つぅかぁ……ぐっとくるもんがねぇ。お前ぇ、太夫じゃねぇな」と言うドウコクに「!?」という感じのシタリ。
「いたずらもいい加減にしな」と、太夫の声が、別の方から聞こえてくる。もう1人の太夫が現れ「これはいったい」とシタリが慌てる。「あははは、楽しんでいただけましたかぁ?」と正体を現すナリスマシ。「ナリスマシ!! お前さんだったか!」と骨のシタリ「外見をそっくり写し取るその力。いや、実に見事」と誉めるが、「あっはっはっはは。誉められても嬉しくありませんね。当たり前すぎて、ひゃははは」とナリスマシ。スス木霊が天上から降りてきて「ひゃははは」「ひゃはは」とナリスマシの口真似をするのに「うるせぇッ!」とドウコク。
「俺たちにちょっかいだしてる暇があったら、とっとと三途の川、あふれさせて来いッ!!」と噛み付くドウコクに「まぁまぁまぁまぁまぁま」とナリスマシ、「お楽しみはこれから、これから。オッケー!! 素晴らしいショータイムの始まりだよーん♪」と、六門船を出て行く。見ていたドウコクは、忌々しそうに「えぇい……」と呻く。
人間界に侵出したナリスマシは、初め一人で行動。行きずりのカップルをからかうため、女の方に化けたりする。「騙される方が、悪いんだよーん」と正体を見せ、逃げるカップルを追いかける。カップルの悲鳴を聞きつけた谷千明が駆けつけ、シンケングリーンに変身すると「オーケーィ!! はい、ナナシの諸君集合!」とナナシ連中を多めに呼び出し「あちらさんと、遊んで差し上げて」と、大群をシンケングリーンに差し向ける。ナリスマシは、ナナシ連中の数に追い込まれるグリーンを奇襲。グリーンを昏倒させたナリスマシは、「あーぁ。お恥ずかしいったらありゃしない。もう終わりか。止め刺しちゃうよーん」とうそぶくが、シンケンレッドたちも駆けつける気配を感じると、とっさに姿を隠す。
グリーン以外のシンケンジャーが、ナナシ連中と演じる立ち回りをうかがったナリスマシは、千明に止めをさすのを止める。千明になりすまして、侍戦隊を霍乱することにするのだ「オーケーィ。ちょっとお遊び、しちゃうよ、しちゃうよーん」。
千明の到着が遅い、とじれていた侍戦隊は、ナリスマシの偽千明に簡単に騙されてしまう。「速く変身しろ」と言われた偽千明は、「めんどくさ。ザコ連中は、お前らが相手すリャいいだろ」と言い、「後はよろしく、ばぁーい」と立ち去って行く。ナナシ連中が倒された後、昏倒から目覚めた本物の千明が仲間の前に現われるが、仲間を見捨てるような奴とは思わなかった、と非難され、何を言われてるかわからず混乱。ナリスマシは、そんな様子を物陰から見守って大喜び。「もっとからかっちゃおっかなー」「あいつらの仲が、一段と悪くなるようにね♪ へっひゃっひゃっひゃっひゃ」とご満悦。
ナリスマシは千明に化け、池波流ノ介の前に現れると水風船を投げつけてびしょ濡れにする、白石茉子、花織ことはの顔にケーキを押し付けるなど、くだらない嫌がらせをするとあざ笑いながら逃げだす。ご丁寧に、本物の千明が遊んでいるゲーセンまで逃げると、追ってきたシンケンジャーたちと本物が顔をあわせるように仕組む。ナリスマシは、本物の千明が他のシンケンジャーたちに絶縁に近いことを言い渡されるのを確認し、「よーしよしよしよし。完璧な仲間割れ。そろそろあの男(千明のこと)始末するか。ひゃっ♪」と言って出向く。
ナリスマシは、花織ことはになりすますと、本物千明の傍に寄っていく。しかし、公園のような場所の川に架かった橋の上で千明に寄り添うと、水面に映った本来の姿を千明に目撃されてしまう。千明がとっさに「血祭ドウコクを倒す秘策」のことを口にすると、偽ことはは、千明を離れる。「ここで、あいつ一人を葬るより、シンケンジャー4人を一気に始末した方がお得か」とナリスマシは、「ラッキー、ラッキー、ラッキー♪」と喜ぶ。
場面は、黒鉄山(くろがねやま)に転じる。黒鉄山に集まっている侍戦隊の4人の前に、ナリスマシが化けた偽千明が姿を現す。脳裏では“ひゃっはっは。シンケンジャー、ここが、お前たちの墓場になるんだよーん♪”。ナリスマシは、千明の姿のまま「馬鹿な奴らだ、騙されたことにも気づかないで」とあざ笑うと「さぁ、ショータイムの始まりだよ♪ ナナシの諸君、暴れちゃって、暴れちゃって!!」と、ナナシの大群を呼び出す。偽千明が「アクション!!」と合図を出した瞬間、木の葉を含んだつむじ風が、ナナシの大群たちを倒していく。本物の千明が、ショドウフォンを手に現れ「騙されたのはお前の方だッ!!」と決め付ける。睨みあう偽者と本物とを前に、他のシンケンジャーにもナリスマシの仕掛けを悟る。「何故、わかった??」と本物に訊く偽千明。川に映ったナリスマシ本来の姿を観て、一芝居うち、ショドウフォンで、侍戦隊の仲間にメールを送っておいたと、種明かしする千明(本物)。「小ざかしいまねを。よくも騙したな!」と言うナリスマシに、「散々みんなを騙しといて、よく言うぜ」と千明。
変身したシンケンジャーたちとの戦いでも、シンケンレッドに変化してみせるナリスマシ。「騙される方が、悪いんだよーん」とうそぶくが、シンケングリーンは、戦闘中に真剣白刃取りを成功させる。ナリスマシは追い込まれたところに、レッドとグリーンが協力した兜五輪弾を撃ち込まれ一の目は倒される。
ナリスマシは、「お楽しみはこれからだよーん」と言いながら二の目で巨大化再生。テンクウシンケンオーに変化してみせるなど無駄なこと(笑)をするが、比較的あっさり倒され「負けましたよー」と言いながら滅んでいく。
腑破十臓(演者=唐橋充)
第十五幕「偽物本物大捕物」で、腑破十臓は三途の川の川原らしき場所で、裏正を握ったまま昏睡している状態で登場。そこに行きかかった、ウスカワ太夫は、一度脚を止めるが、1つ鼻で笑って通り過ぎようとする。しかし、以前、侍戦隊の兜五輪弾から、ジュウゾウに庇われた時のこと(第八幕「花嫁神隠」)を回想すると、脚をとどめ、振り返る。
この時、腑破十臓は、おそらく血祭ドウコクから受けたダメージ(第十二幕「史上初超侍合体」)を癒しきれぬまま昏睡しているのだと思える。

第十六幕「黒子力」

用語
解説

関連する用語

「侍戦隊シンケンジャー」
『侍戦隊シンケンジャー』OP。
「四六時夢中シンケンジャー」
『侍戦隊シンケンジャー』ED。
「四六時夢中シンケンジャー 〜劇場版〜」
『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』ED。
TVでは第二十一幕(21話)〜第二十七幕(第27話)で使用。
  • 作詞=藤林聖子、作曲=高取ヒデアキ 、編曲=Project.R(籠島裕昌)、アーティスト=高取ヒデアキ(Project.R)とシンケンジャー(キャスト)
HERO CLUB 侍戦隊シンケンジャー VOL.1
東映ビデオからリリースされている、児童向けのダイジェスト再編集版HERO CLUBシリーズの、侍戦隊シンケンジャー第一弾。2009年5月リリース。
スタッフ
TVシリーズのスタッフ。
マンガ版
侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦
2009年8月公開の劇場版映画。『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』の併映作品。
侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!
2010年1月公開の劇場版映画。

メモ

観どころ
  • 第十三幕「重泣声」
    • Bパートで、アヤカシ、ナキナキテと2人で戦う、シンケンピンク&イエローの殺陣がいい。
      特に「天地の舞」は、スーツアクターのアクション、CG合成をうまく使った演出、双方と相乗効果がgood。
  • 第十四幕「異国侍」
    • アヤカシ、ハチョウチンの火炎攻撃は、CG合成が派手でいい。シンケンブルーが水のモヂカラで対応する時も「水の幕」とかが楽しい。
  • 第十五幕「偽物本物大捕物」
その他

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話題まとめ

#もの書きチャットでの実況感想コメント集

  • 自然発生的にはじまったもので、原則キー局での放映時(テレ朝キッズの時間)#もの書き外典のチャンネルでやるらしい。
  • リンクは1時間ごとなので、『侍戦隊シンケンジャー』についてのコメントは、少し後、7:30頃からになってます。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2009/05/20090510.html#070000
第十三幕「重泣声」分
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2009/05/20090517.html#070000
第十四幕「異国侍」分
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2009/05/20090524.html#070000
第十五幕「偽物本物大捕物」分
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2009/05/20090531.html#070000
第十六幕「黒子力」分

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