居眠り磐音江戸双紙

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のんきで清廉丁寧な人柄だが、剣の達人で事件解決に頭が回る主人公が、成り行きで悪や陰謀を叩くシリーズ。気持ち良く読める。

佐伯泰英

用語や登場人物

坂崎磐音
主人公。豊後関前藩中老職630石の長子。神伝一刀流。江戸で直心影流佐々木道場の目録を得た。国元の陰謀により友を上意討ちとし、江戸に出る。鰻割きという特技もある。応対が丁寧で細かくまめ。
小林奈緒
磐音の許嫁だが、悲運に巻き込まれ、白鶴太夫となる。
どてらの金兵衛
長屋の大家。
幸助
鰻取りの少年。磐音の深川暮らしの師匠。のちに宮戸川に奉公に。
おこん
今津屋の奥向き女中。金兵衛の娘。両国広小路小町と評判。
今津屋吉右衛門
両替商今津屋の旦那。
由蔵
今津屋の老分番頭。
品川柳次郎
深川の貧乏御家人。
竹村竹左衛門
子沢山の浪人。
佐々木玲圓
直心影流の道場を開いている。厳しい稽古で知られる。
笹塚孫一
南町奉行所の年番方与力。小柄な身体に大頭。悪人が稼いだ金を没収して経費にする。
中川淳庵
若狭国小浜藩の蘭医。解体新書の翻訳に関り命を狙われる。
速水右近
お側衆。
今津屋
両替商。両替屋行司。
宮戸川
鰻屋。
用語や人名
解説

メモ

  • どんどん事態が急展開したりして、環境や状況が大きく変化するタイプのシリーズです。
  • NHKでドラマ化。
  • 新刊が調子良く出続け売れてるらしい。三ヶ月ごとくらいですか。
  • 2006-04頃、17巻で230万部らしい。
    • 2007-08、23巻、累計545万部を突破。
  • 『「居眠り磐音 江戸双紙」読本』(仮題)が一月予定。書き下ろし外伝中編つき。
  • 2008-07-07発売の漫画雑誌A-ZERO創刊号よりコミック化連載。漫画はかざま鋭二
    • その宣伝によると、総計747万部らしい。

書誌情報

双葉文庫

「居眠り磐音江戸双紙」読本

陽炎ノ辻2〜居眠り磐音江戸双紙〜完全ガイドブック

陽炎ノ辻3〜居眠り磐音江戸双紙〜完全ガイドブック

コミックス

居眠り磐音陽炎の辻IWANE

アクションコミックス COINSアクションオリジナル

漫画
かざま鋭二

陽炎の辻 居眠り磐音

アクションコミックス

漫画
かざま鋭二

DVD

サントラ

話題まとめ

チャットログ

http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2006/05/20060519.html#190000
四冊ばかり読んでみた。いきなり冒頭の人物説明でひっかかるけど、他は基本的に読みやすくサッパリしている。分かりやすさ重視で現代の言葉を使うとこもけっこうあるかな。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2006/05/20060524.html#190000
てきたキャラクターを丁寧に再利用して事件連発解決あっさり、すかっとさわかやな感じです。同時に問題が並行して絡みつつ数篇の短編事件が一冊に盛り込まれて、一冊ごとにそれなりのなにかが変わる
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2007/07/20070712.html#210000
木曜時代劇かー。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2007/09/20070925.html#230000
NHKドラマ化の居眠り磐音江戸双紙はスリップレスデータ全国ランキングで文庫2007/08一位。
http://kataribe.com/IRC/kataribe/2008/01/20080112.html#210000
ざっくりばっさりやっても、じめじめしないんですよね。組み立ての安定感があるやね。『朧夜ノ桜』の感想など。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2008/07/20080714.html#150000
怪しいと睨むと後をつけさせたり、聞き込みをしたりと情報収集を欠かさない主人公のソツの無さが印象に残る。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2008/07/20080714.html#180000
漫画アクションの増刊A-ZEROでコミック版がスタートしたので読み始めた。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2008/07/20080715.html#190000
コネを利用することを覚えた主人公、さらに手回しが良くなっていく……。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2008/07/20080715.html#230000
『雪華ノ里—居眠り磐音江戸双紙』シリーズ4冊目。めずらしく引っ張るなぁと思いました。

書評

資料リンク

リンク

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