「小説作法ABC」の版間の差分

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2017年4月16日 (日) 03:57時点における最新版

島田雅彦

用語や登場人物

用語や人名
解説

メモ

  • 時間周りの話は面白かった。語りの人称よりも時制のほうを気にしたほうがいいよな。
  • 「作家を目指す、五つの動機」の身も蓋もないとことがよい。作品を書くモチベーション、作品を駆動する情動みたいな話。(括弧の中は要点)
    • ヒーローになりたい(神話英雄物語などから偉人伝なども、またそれと対置してのアンチヒーローの小説上の位置づけなど)
    • 女にモテたい/男に愛されたい(文学とは求愛の技法である、モテないところから書くことでモテる男に変わる作家、モテ英雄としての光源氏)
    • 遊んで暮らしたい(社会的成功からのドロップアウトに価値を見つける)
    • 愚行の研究(愚行、下劣さ、卑劣さをどこまで許容できるのかを描き、試すとか)
    • 恨みを晴らす(敗者の怨嗟とそれをはらすためのフィクションのもう一つの現実、憎しみをたぎらせているときこそ饒舌である)
  • 「デビュー作に、すべてのアイディアを投入せよ」についての実績からの話もなかなか。
    • 全部注ぎ込んで書いたからこそ、次の作品で書きたいことが見えてくる
    • 全部注ぎ込んで書いたつもりでも、書き足りなかったり書き損じたりした部分はあるから、次に挑戦するべき事も見える。
    • 書き上げたことで、さらに他の視点から見てみることができる。

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新潮選書

話題まとめ

チャットログ

http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2009/04/20090404.html#110000
時間の重要性は、小説作法ABCで感銘を受けたところでした(全体には鈍い本だけど)
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2009/04/20090405.html#030000
書き方本としてみると、いろいろと物足りない感じのとこは多かったけど、そのへんの作家としての心みたいなのはなかなか面白かった

書評

  • 見つけたら入れてね

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