黎明に叛くもの

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宇月原晴明

時は戦国。洛東はるかに、西域は波斯の暗殺教団“山の長老”伝来の暗殺の法を秘かに伝える山があった。玉のごとき美貌を謳われ、山中深く刺客として養われた一人の稚児が、兄弟子とともに修羅の巷に下りる時、戦国一婆娑羅な悪党の伝説が始まる!天下二分の夢を誓った兄弟子・斎藤道三への想い、昇る日輪のごとく台頭する若き織田信長への嫉妬と憤怒…。舞い踊る傀儡、乱れ咲く毒の花、神秘の霊薬、妖しの法を自在に操り、久秀は迫りくる千軍万馬に、独り立ち向かい続ける。時代に先駆けながら、自らの誇りにのみ従い、時流に叛逆しぬいた男の華麗なる生涯—虚と実の狭間に屹立する、異形の戦国史。

用語や登場人物

用語や人名
解説

メモ

  • C★NOVELS版には単行本未収録の外伝短編が入っている

書誌情報

中公文庫

天王船

天文十七年夏。宵祭を楽しむ十五歳の信長の眼前に、見慣れぬ船が現われた。数百の提灯に彩られた船上から、甘い唄声と異形の舞が信長を密やかな剣戟に誘う (表題作)。—松永久秀と斎藤道三をペルシア渡来の暗殺秘術の兄弟弟子として描き、戦国史を異形の活躍で彩った刮目の長篇『黎明に叛くもの』の外伝四篇を収録。

単行本

C★NOVELS

話題まとめ

チャットログ

http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/02/20040218.html#210000
黎明に叛くもの1が二月にでる
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/02/20040224.html#090012
新書落ちでしたか。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/03/20040301.html#180000前後
歴史ほら話。伝奇時代小説。妖術師松永久秀の生涯を描く振りをして、実は本能寺テーマ。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/01/20050109.html#160000
新書版に外伝が。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2006/06/20060610.html#200000
安徳天皇漂海記は黎明に叛くものと繋がってますね。黎明に叛くものの外伝に石を奉ずる一族が出てました。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2006/06/20060610.html#200000
安徳天皇漂海記は黎明に叛くものと繋がってますね。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2006/07/20060718.html#120000
「黎明に叛くもの」文庫化。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2006/07/20060724.html#040000
黎明に叛くものの文庫版を入手しましたが、最初見たとき切り落とし部分間違えたかと思ってびっくりしました。通常規格の文庫より一行多いです。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2007/01/20070106.html#170000
黎明に叛くものの外伝集「天王船」。今度は一行追加無し。読みはてんのうぶね。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2007/03/20070315.html#180000
宇月原晴明のほかの著作に繋がりそうな短編が多かった。「神器導く」はいいなあ。

書評

資料リンク

リンク

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