拳法家・西行シリーズ

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拳法の奥義を納め、歌枕を遍歴する西行を主人公とした、ハードボイルド伝奇拳法アクション。

火坂雅志

用語や登場人物

用語や人名
解説

メモ

花月秘拳行

  • 火坂雅志のデビュー作。
  • この作品では歌枕の地を遍歴した人々は、おおむね明月五拳を身につけて暗花十二拳を追ったことになっておりまして、藤原実方が強かったように書かれていたりして楽しい。
  • 12人と次々に戦うわけではなく、あるいは助けたもののとか、あるいは既に失伝とか、あるいは乗っとられているとか、いろいろと工夫を凝らしてありました。最後にはダンジョンと和歌リドルがでてくるしまつ。

北斗秘拳行

  • 古き支配者、北斗黒帝の正体が素敵。

魔都秘拳行

  • 伊賀忍者、秦氏が出てきます。

書誌情報

広済堂文庫 特選時代小説

花月秘拳行

藤原氏に伝わる明月五拳の極意を会得し、それに対する暗花十二拳の謎を追い、一路東北へ。

北斗秘拳行

  • 旧題名『花月秘拳行2 北斗黒帝篇』もしくは『続・花月秘拳行』
  • bk1 - 北斗秘拳行

出羽修験とともに七宝剣の争奪に関り、北斗黒帝の秘密に迫る。

魔都秘拳行

京都を破滅させる陰謀の鍵を秘めた三つの秘宝の争奪戦。

話題まとめ

チャットログ

http://kataribe.com/IRC/HA06-01/2006/11/20061118.html#230000
拳法ミステリの話から、西行法師が拳法をやっていた作品があったと話題が。
http://kataribe.com/IRC/HA06-01/2006/11/20061119.html#060000
騎射が上手いのは間違いないので、素手組み打ちも強くて不思議はないのよな。和歌ミステリ。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2006/12/20061215.html#170000
『花月秘拳行』で折句歌という、上と下の両方で意味を作る縦読みみたいなのが出てた。内容紹介。伝奇とはかくあるべしという感じでありますな。

書評

資料リンク

リンク

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