三幕構成
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三幕構成 Three Act Structure
アリストテレスに由来するという全体を三つに分けて構成する方法。もともとはギリシャの劇の構成法を指す。
現在では Syd Field の教本が再解釈したものがハリウッド映画の脚本に多用されているらしい。
三幕の内容
- 問題の提示。主人公が窮地に追い込まれる。問題を明確に認識するまで。
- 問題の解決へむけた行動。主人公は窮地から逃れようとするが、その結果さらなる窮地に追い込まれる。解決を発見するまで。
- 問題に関る結末。主人公が窮地を逃れるか脱落する。試みが終わるまで。
- ハリウッド・リライティング・バイブルでは1、2、3をアクト1・アクト2・アクト3と分け、アクト1と2の間に「第一ターニングポイント」、アクト2と3の間に「第二ターニングポイント」が存在する。と記してある。
関連する用語
- セントラルクエスチョン
- 話を貫徹する疑問。
- ターニングポイント
- 話の方向がくっきりと変わる屈曲点。
- サブプロット
- セントラルクエスチョンをメインプロットとした場合に、キャラクターの関係やメインプロットを補足する物語をサブプロットとしている。
- 用語
- 解説