石の血脈
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- 著
- 半村良
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メモ
書誌情報
石の血脈 ハルキ文庫
妻が失踪した!新鋭建築家・隅田にとってそれはあまりに突然の出来事だった。まして知る由もなかった。彼の周囲で、不死を求める者たちが暗躍していることを。シュリーマンが発掘したクロノスの壺、古代の巨石信仰、犬神信仰、狼男伝説、吸血鬼伝説—世界各地に残るこれらの伝承には、ある恐るべき事実を解く鍵が潜んでいるというのだが…。歴史の闇を縦横無尽に駆けるSF伝奇ロマンの傑作。
石の血脈 改版 角川文庫
古代アトランチスの謎を秘めたクロノスの壺。この壺の展示会こそ全ての悲劇の幕あけといえた。美しい人妻の失踪、人間の能力を遙かに超えた狼男の暗躍、美男美女の秘密グループが行う性の狂宴—これら次々に起こる奇怪な事件こそ、永遠の生命を求める暗黒の野望のうごめきであった…。そして今、古代イスラムより歴史を貫いて脈々と生きる恐怖の秘密の全貌も明らかにされようとしていた…。壮大なスケールで描くSF伝奇ロマンの最高傑作。