悪魔
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悪魔 devil
多くの宗教で悪や煩悩を象徴する超自然的存在。天使の対となることが多い。
人を堕落させようとさまざまな誘惑を仕掛けてくる。
関連する用語
- デモン、デーモン／デヴィル
- 中規模の英英辞典によると、デモン、又はデーモンは、「悪魔の類の内、特に、人間に憑依する者を指すことがある」とのこと。デビルの項には、「特に、ユダヤ教、キリスト教の伝統のそれ」とある。
英語のデモンの語源は、古代ギリシア語のダイモーンで、これは人間に強い情動の類を外部から憑かせる存在、あるいは、強い情動自体と考えられた。必ずしも、悪を体現する存在ばかりとはイメージされなかったが、強い情動は人間を破滅に導き易いので、ダイモーンは遠ざけるべき、とは戒められた。
西欧の伝統的悪魔学（デモノロジー）では、しばしば、「デモンは堕落した異教の神」と説かれたが、おそらくこれは、デヴィルがユダヤ・キリスト教的伝統という知識に基づき、デモンが古代ギリシア起原というイメージが拡大解釈されたものだろう。欧米では、しばしば、インドや中国の魔神の類もデモンと呼ばれがちであるようだ。 - 『創世記』の蛇
- ユダヤ教聖典（『旧約』）に含まれる『創世記』では、主に第３章が「失楽園」として知られる物語に充てられている。「失楽園」の物語で、知恵の木の実を食べるよう、エバ（イブ）を誘惑した「蛇」は、後世、悪魔の１種とみなされた。しばしば、サタンともされている。
「失楽園」の物語では、エバを誘惑した罪に対して、神は「生涯這いまわり、塵を食らう」との呪いをかけた。これ以前は、蛇も這っておらず、立って移動していた、とイメージされた。 - 堕天使
- 元は天使だったが、何らかの理由で悪に下った存在。
- ルシファー
- ルシフェルとも。ラテン語で「光を帯びたもの」の意味。「明けの明星」。最も高位の天使だったが、神と対立して敗北、堕天したと伝承される。
- サタン
- しばしばルシファーと混同される悪魔の王。ヘブライ語で「敵対者」。悪魔の総称であるようだ。
- ベルゼブブ
- サタンに次いで高位の悪魔。元はペリシテ人の神。ヘブライ語の「ハエの王（ベールゼブブ）」語感が似ているため、巨大なハエ、あるいはハエの頭を持つ悪魔と表現される。
- 小悪魔
- 小さい悪魔、つまり下っ端悪魔のことだが、コケティッシュな女の子をさす場合がほとんど。
例).「小悪魔したくなる髪」(P&G社製品『ヴィダルサスーン』のキャッチコピー)
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- Stella
- ミカエル←ルシファーって萌えだよね？ え？ カップリング成立してないとダメなの？
それはともかく小悪魔っ娘って萌え。下手に手を出すと火傷しそうなのが特に。