「侍戦隊シンケンジャー(DVD)第二巻」の版間の差分
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『侍戦隊シンケンジャー』(DVD)第二巻
テレビ朝日をキー局に、2009年2月から2010年2月まで地上波放映された変身ヒーローもの連続ドラマ『侍戦隊シンケンジャー』のDVD第二巻。
概要
TVシリーズの、第五幕〜第八幕が採録されている。
用語や登場人物
- 侍戦隊シンケンジャー
- 三途の川から人間世界に侵出してくる外道衆と戦う侍たちが、変身した姿が「シンケンジャー」。モヂカラを纏って変身する。シンケンジャーが揃うと、「侍戦隊」と名乗る。作中の初名乗りは、第一幕「伊達姿五侍」。
- メンバーが揃って変身すると、各シンケンジャーの名乗りに続き、通例はシンケンレッドが「天下御免の侍戦隊」と口上、5人があわせてシンケンマルを一閃させつつ「シンケンジャー!!」と名乗り、それぞれ刀を構えて「参る!」としめる。
- 侍戦隊は、リーダーにあたる志葉丈瑠を「殿様」として、他のメンバーと主従関係を結ぶところが特徴。
- DVD第二巻採録分では、兜折神(第五幕)、舵木折神(第七幕)と戦隊のパワーアップが描かれる。
- 第六幕「悪口王」では、アヤカシ、ズボシメシが丈瑠を「嘘つき」と決め付ける。
- 第八幕「花嫁神隠」では、シンケンピンク、白石茉子とウスカワ太夫の因縁が結ばれ出す。ジュウゾウがシンケンレッドに挑戦を告げるのもこの回(ジュウゾウの初登場は第七幕のオーラス)。
第五幕「兜折神」
- 谷千明(演者=鈴木勝吾)
- 「木」のモヂカラを継承した若者。侍戦隊男性陣では、1番若い。花織ことはよりは年長。高校を卒業してさほどたっていない。入学が決まった大学に進学せずに、侍戦隊の再結集に参集した。
- 第五幕「兜折神」では、修行などが休みと聞いて、大喜び。春物の服を買いに行くと言うが、池波流ノ介に仕切られ、丈瑠以外の4人で遊園地に行くことに。
- 第六幕「悪口王」で、谷千明は剣技で年下の花織ことはにもかなわず、腐り気味になる。自分のことをアホ、とかドジとか言うことはの態度に反発するが、ことはから、「昔は泣いてばっかりやった」と姉(花織みつば)に向ける気持ちを聞かされ、直接「ごめん」と謝る。
- 白石茉子(演者=高梨臨)
- 「天」のモヂカラを継承した若者。幼稚園で保母の仕事をしていたが、自分の夢を捨てて侍戦隊再結集に参集。
- 第五幕「兜折神」では、休日と聞いて泣ける映画を観に行こうするが、池波流ノ介に仕切られ、丈瑠以外の4人で遊園地に行くことに。
- 第八幕「花嫁神隠」のアーバンパートは、白石茉子と丈瑠の結婚式の場面から始まるが、これが結婚式を襲撃して花嫁を誘拐する外道衆をおびき寄せるための囮であることは、アーバンパートの内に察せられる展開に。
- アーバンパートでの囮作戦は、他の式場が襲われ失敗。誘拐された花嫁は都合8人に。侍戦隊は、結婚式が狙われているとの噂を大げさに流し、再度、囮作戦を打つことに。しかし、丈瑠は「外道衆も馬鹿じゃないだろうしな。手はいくつか打っておいた方がいい」と語る。
茉子が変装する花嫁は予定通り外道衆に誘拐されるが、待ち構えていたウスカワ太夫は、計画を見透かしている。太夫は、花嫁を人質に、シンケンジャーたちに嘘の場所を伝えるよう茉子に強要。
- アーバンパートでの囮作戦は、他の式場が襲われ失敗。誘拐された花嫁は都合8人に。侍戦隊は、結婚式が狙われているとの噂を大げさに流し、再度、囮作戦を打つことに。しかし、丈瑠は「外道衆も馬鹿じゃないだろうしな。手はいくつか打っておいた方がいい」と語る。
- 池波流ノ介(演者=相葉弘樹)
- 「水」のモヂカラを継承した若者。歌舞伎役者の家系、池波家出身で、自身も若手の役者だったが、侍戦隊再結集に参集した。
- 第五幕「兜折神」では、休日に皆で一緒に出かけ親睦を深めよう、と言い出す。白石茉子、谷千明は乗り気ではないが、流ノ介にどこか行きたいとこはないか? と訊かれた花織ことはが「遊園地に行きたい」と言い、強引にに遊園地行きを決める。
- 第七幕「舵木一本釣」では、池波流ノ介は、他の侍戦隊がアヤカシ(ヤミオロロ)へ対処する間に、フナバタ海岸で目撃された舵木折神を再捕獲するようよう丈瑠に命じられる。
- フナバタ海岸で、モヂカラの消耗から倒れる流ノ介は、行き会った漁師風の男に介抱される。モヂカラを使いすぎなんだ言われ「どうしてモヂカラのことを??」と訊く流ノ介に男は、知り合いが、昔、侍と一緒に戦っていたと応える。自分の知り合いは、前の殿様が死んだときに死んだ、とも語る男は、「まったく、侍だのなんだの偉そうにしてたくせに。結局、殿様も護れなかったんだ。一体、何のために戦ったんだか」とも語る。流ノ介は「大変お世話になりました」と一礼し舵木折神捕獲に向かおうとするが、男は、止めといた方がいい、戦いは勝つばかりじゃないと止める。「ですが、侍なら戦うのが当然です」と流ノ介。しかし男は、何故だ? 何故侍は戦わなきゃいけない?? と訊き返す。「代々志葉家に仕える侍は、殿と共に」と応える流ノ介だが、男は、そんなのは親に刷り込まれただけだ、と言う。侍も殿も、あんたが決めたことじゃない、と語る男に、流ノ介は、無言で一礼し、立ち去る。磯浜に立ち、「捕」のモヂカラを使い、舵木折神捕獲を再開する流ノ介だが、脳裏では男の言葉が響く。
- ヤミオロロが再度暴れだし、日下部彦馬から催促の電話を受ける流ノ介だが、日下部の電話に割って入る丈瑠は、「爺は、大げさに言ってるんだ。余計なことは気にしないで、お前は舵木だけに集中しろ」と命じる。「いいか、俺は適当に選んでお前を行かせたんじゃない。お前なら出来ると思ったからだ。それまで被害を減らしておく」と、丈瑠は戦いに出る。丈瑠の苦しそうな声を聞いた流ノ介は、再度、舵木折神捕獲に挑む。
- さっき助けられた男に、モヂカラを使いすぎだ、もう止めろと言われる流ノ介だが、早く舵木折神を捕獲し殿の下へと応える。殿と言ったって、と繰り返す男に、「確かに親に教えられたことです」と流ノ介、「でも、さっきの殿の声を聞いてはっきりわかりました。外道衆からこの世を護る。殿は、命を懸けてそれを実行しています。強い意志と力で」と続ける。「あの殿なら、命を預けて一緒に戦える。そう決めたのは自分です。親じゃない。その戦いが、どんな結果でも、空しいはずなんてないです。絶対にないです」と流ノ介。「もちろん勝つつもりでいますけどね。そのためにはこいつを」と舵木折神捕獲に挑む流ノ介に、男も力を貸し、モヂカラに集中しろ、と告げる。二人は、折神を吊り上げ、流ノ介はディスクに収める。
- 毒を吸ったままのシンケンジャーたちが、ヤミオロロと戦っている現場に駆けつける流ノ介は、舵木ディスクの力を使い、シンケンジャーたちを毒から回復させる。龍ノ介はシンケンブルーとして回復したシンケンジャーに加わり、ヤミオロロを追い詰めると、舵木ディスクをレッドに差し出す。「流ノ介、一緒に行くぞ」と、レッドに言われ、烈火大斬刀大筒モードから、舵木五輪弾を放ち、ヤミオロロの一の目を倒す。
- ヤミオロロの二の目も倒した戦いの後、流ノ介がフナバタ海岸に戻ると、漁具置き場には、「若い侍へ」と記された置手紙が残されている。「あんたのおかげで大切な物を思い出した。自分のするべきこともな。ありがとう」という文面を読んだ流ノ介は「お名前も聞けませんでしたが、自分も自分の気持ちを見つめなおすことが出来ましたと、言葉にして、無人の漁具置き場に深々と一礼する。
- 花織ことは(演者=森田涼花)
- 「土」のモヂカラを継承した娘。侍戦隊では、最も若い。病弱な姉に代わって、シンケンジャーになった。
- 剣が「素直で迷いがない」とは、日下部彦馬の評(第六幕)。
- 第六幕「悪口王」で、花織ことはは、剣とモヂカラ以外がまったくドジである様子が描かれる。
- 第六幕で、シンケンジャーの内、花織ことはだけは、なぜかズボシメシの悪口攻撃に耐える。
日下部彦馬は、ことはに何か特別な力でもあるのか? といぶかしむが、ことは自身は、言われなれているから、と応える。
ズボシメシとの戦いが決着した後、シンケンイエローはその場で昏倒。「ことは、平気だなんて言ってたけど。アヤカシの言葉に傷ついてたんだよね、思いっきり」と、白石茉子。「それを全部封じ込めていたんだ。無意識にな」と、丈瑠。「ことはは強い」と、池波流ノ介。
- 志葉丈瑠(演者=松坂桃李)
- 「火」のモヂカラを使いシンケンレッドに変身する若者。獅子折神を使う。志葉家十八代目当主と称す侍でもある。
- 第五幕「兜折神」では、池波流ノ介が、一緒に遊園地にと誘うが、「用がある」と、同行はしない。「あー。まだよくわかってないのが一人いたっけ」と、白石茉子。「あいつ、なんか掴めねぇよな」と谷千明。
- 丈瑠は、外道衆との戦いが順調に進むとは限らない、新しい力を準備しておかないと、と秘伝の兜ディスクを使えるよう、練習をしていた。
- ヤナスダレとの戦いで、意気喪失するシンケンジャーたちに、丈瑠は兜ディスクを使えば勝てる、と告げる。使うには普段の2倍のモヂカラが要ると聞いた谷千明が「できるのかよ?」と訊くと、「俺なら出来る」と丈瑠。
実はこの時、丈瑠はまだ兜ディスクを使いこなせていない。が、まだ使えぬと言えば、戦いに不慣れな流ノ介たちの動揺は戦いを不利にする、だから嘘をつきながら、密かに練習を重ねている、とは日下部彦馬の斟酌。 - 丈瑠は、ヤナスダレとの再戦で、ぶっつけ本番で兜ディスクを使用。烈火大斬刀を大筒モードに変形させると、兜五輪弾でヤナスダレの一の目を倒す。
- 第六幕「悪口王」で、ズボシメシとの戦いが決着した後、白石茉子は池波流ノ介に「マザコンは、ダメージおっきいかもね。ほんとなの??」とからかうが、丈瑠は「止めとけ」と止める。「誰にでも触れられたくないことだってあるだろ」と、丈瑠。「ふーん、嘘つきも??」と言う茉子に「そういうことだ」と、丈瑠。「まぁ……、そうだよね。殿様もそれぐらいはね」と、茉子。
- 兜ディスク
- 散逸せずに、志葉家に唯一伝承されていた秘伝ディスク。烈火大斬刀を大筒モードに変じる力と、兜折神とが折り込まれていた。
- 普段の倍のモヂカラを使いこなさなければ、使えないと、日下部彦馬。
- 秘伝ディスク
- 秘伝の技の特殊な力が折り込まれたディスク形アイテム。主にシンケンマルにセットし回転させて、効力を発揮させる。各シンケンジャーが持つ技ディスクも、秘伝ディスクではある。作中の用例では、過去の戦いで散逸していた特別なディスク類が、特に「秘伝ディスク」と呼ばれる傾向はある。
- モヂカラ
- 文字を書くことで、色々不思議なことを実現する不思議な力。モヂカラを身に纏って変身したり、「大」のモヂカラで折神を大変化させたり、「馬」のモヂカラで馬を具象化したりする。
- シンケンマル
- シンケンジャーの各員が持つ刀。秘伝ディスクの力によりモヂカラで強化して使用でき、技ディスクを使って、それぞれの得意の武器に変形する。
- 日下部彦馬(演者=伊吹吾郎)
- 志葉家の家臣。志葉屋敷の家裁で、丈瑠の後見人のような立場。大勢の黒子たちを召使い、先代、志葉当主(雅貴)の戦死後は、丈瑠の親代わりを勤めてきた。
- ヤナスダレ(声優=土田大)
- 第五幕「兜折神」で、人間界に侵出してくる外道衆のアヤカシ。
- いきなり単身で侵出してくると「無駄だ、何もかも無駄だ」などと言いながら、ガトリング銃に似た携行機関砲を連射「こんな物、なんの役にもたたん」と言いながら、ビルなどを破壊しまくる。逃げ遅れた人々を見かけると、無言で銃口を向けて撃つが、シンケンジャーが駆けつけ銃弾を弾き飛ばす。ヤナスダレは「シンケンジャーか。貴様らも無駄だ」とうそぶく。軟体のような体質で、シンケンジャーが放つあらゆる攻撃を受け流してしまう。優位に戦いを進めるヤナスダレだが、水切れに見舞われ「水切れか。まったく無駄な性(さが)だな……」と言うと、「シンケンジャー、次は命を貰う」と言い残し撤収していく。
- 三途の川に戻ったヤナスダレは、六門船の船内で、骨のシタリに川の水を浴びせられる。「どうだい、水切れは直ったかい?」と訊くシタリに「無駄だなぁ。こんなことは、無駄だ」とヤナスダレ。「や、そんなこと言ったってねぇ。私たちゃ、三途の川水を離れちゃ、生きていけないんだよ」と、シタリ。「ほおっておけ」とウスカワ太夫が口を挟み、「そいつには、何もかも無駄なんだから。きっと自分が生きてることも無駄なんだろ」。「お前ほどではない」とヤナスダレが言葉を返し、「なんだと」と太夫。そこに「よさねぇかぁッ!」と割って入る血祭ドウコク。「どうもおめぇは、アヤカシどもとそりが合わねぇなぁ」とドウコク。太夫が黙ると「ヤナスダレ。お、えぇなら、大無駄中の大無駄、シンケンジャーを消せる、頼んだぜ」と、ヤナスダレの実力を評価しているらしい言葉をかける。
- ヤナスダレは再侵出の時も単身で、ナナシ連中は引き連れていない。いきなり機関砲を連射してビル街を破壊しながら「無駄無駄。この世界、全てが無駄ぁっ!」。逃げ惑う人々に「助けを求めても、無駄だぁ」。侍戦隊が顕れると「約束通り、命を貰う」と、銃撃。シンケンブルーを追い詰め「今度こそ終わりだな」と告げるところに、死獅子折神が乱入。兜ディスクを使うための稽古で遅れていた丈瑠が駆けつけたのだ。「逃げたのかと思ったが、わざわざ死にに来たか」と豪語するヤナスダレ。丈瑠はシンケンレッドに変身するなり、烈火大斬刀を振り出すが「無駄な足掻きだが、いいだろう、相手をしてやろう」とヤナスダレ。レッドが、兜ディスクの使用を躊躇うのを見ると、「何だ、仕掛けてこないのか。おぉいっ、俺を、終わらせんじゃねぇのか」と、砲頭をレッドに向ける。「ならこちから行くぜ」とヤナスダレが銃撃をしようとしたところで、大斬刀が振るわれ、ヤナスダレもたじろぐ。その隙にレッドは、刀を大筒モードにチェンジ。ヤナスダレは「何だそれは」と、嘲る感じで「そんなもの無駄だ」と銃撃するが、打ち出された兜五輪弾に銃撃は弾かれ、ヤナスダレ自身も直撃「そんな馬鹿なぁ」と言いながら、一の目は倒される。
- ヤナスダレは、「貴様ら、よくもぉッ!!」と言いながら、二の目に巨大化再生。出陣するシンケンオーの攻撃も軟体のような体で受け流し「無駄だ。二の目になっても、刀が効かぬのは同じ」と、勝ち誇って笑う。しかし、兜折神に跳ね飛ばされ、オオナナシ連中を呼び出す。シンケンオーは、カブトシンケンオーに侍武装。オオナナシ連中をなぎ払い、「俺には、刀は効かぬぞ!!」と言うヤナスダレも、ビームのような攻撃に倒され「無駄死にッ!」と言いながら滅びる。
- シンケンブルー
- 池波流ノ介が「水」のモヂカラを身に纏って変身する姿。
- シンケングリーン
- 谷千明が「木」のモヂカラを身に纏って変身する姿。
- シンケンピンク
- 白石茉子が「天」のモヂカラを身に纏って変身する姿。
- シンケンイエロー
- 花織ことはが「土」のモヂカラを身に纏って変身する姿。
- シンケンレッド
- 志葉丈瑠が「土」のモヂカラを身に纏って変身する姿。
- シンケンマル5重の太刀
- 5人のシンケンジャーが、それぞれのシンケンマルに込めたモヂカラを一斉に放つ技。
- 烈火大斬刀
- シンケンレッドが、自分のシンケンマルを変化させる大刀。さらに散逸せず志葉家に伝承されていた兜ディスクを大斬刀状態に使うと、大筒モードに変形。大筒モードからは五輪弾(兜五輪弾や舵木五輪弾)を撃ち出せる。が、そのためには通常の2倍のモヂカラを制御しなくてはならない。
- 水切れ
- アヤカシは、三途の川から長時間離れていると、川の水が水切れになり、体が硬化する感じで戦えなくなる。
- 三途の川
- 『侍戦隊シンケンジャー』の作中では、この世(人間の世界)と隙間を通じて繋がっている異界。アヤカシたちが生まれ、棲む世界。そこには、この世で流された涙が溜まった三途の川が茫漠と広がっている。
- 普通は「三途の川はこの世と地獄の間を流れる川」とイメージされるが、『侍戦隊シンケンジャー』の作中では、三途の川は直接には地獄には隣接していない。
- 第八幕「花嫁神隠」で、日下部彦馬は、「生きた人間は三途の川には入れぬ」と語る。
- 骨のシタリ
- 三途の川で、血祭ドウコクの側近のような立場にいるアヤカシ。体格は小柄だが、イカのように長大な才槌頭を持つ。言葉遣いや物腰には、初老の老人のような気配がある。
- ウスカワ太夫
- 薄皮太夫。花魁言葉のような感じで話す女の外道衆。いつも三味線を抱え、気ままに爪弾く。三味線の音故に、血祭ドウコクに目をかけられている。ドウコク配下のアヤカシとはそりがあわないことが多い。
- 第五幕「兜折神」でもヤナスダレと諍いを起こし、血祭ドウコクに仲裁される。
- 第八幕「花嫁神隠」で、ウスカワ太夫は人間界に出張、ナナシ連中を指図して、次々結婚式場から花嫁を誘拐させる。ウスカワ太夫は、花嫁たちを妖しい繭に閉じ込め、彼女たちの涙が変じた絹糸で打掛を作ろうとしていた。
三途の川の六門船で、ウスカワ太夫の企みを聞いた骨のシタリは「打掛とは未練じゃないかぁ。昔を忘れられないってことだろぉ」と呆れ気味。血祭ドウコクが「まぁ、好きにさせてやれ。三途の川の足しにもなる」と言うと、「お前さん。太夫に甘い」と、シタリ。- 第八幕で、花嫁に変装して誘拐される白石茉子は、ウスカワ太夫の姿を見ると、古文書資料でみた血祭ドウコクの側近と察す。
- すでに誘拐していた花嫁たちを人質にする太夫は、白石茉子に罠をはった場所にシンケンジャーを誘い出すよう命じる。シンケンジャーたちを抹殺したと信じるウスカワ太夫は「シンケンジャーなど、わちきにかかれば赤子同然。これほど心が晴れるのはいつぶり」と笑うと打掛を振り返り、「これで邪魔も入らず、じっくりと作ることができる。花嫁の絶望で飾りたてた二つとない打掛。これを着たわちきの姿に、アヤカシどもも皆ひれ伏すだろう」。しかし、太夫のもとに踏み込んでくるシンケンジャー。罠にかかったと見せかけたシンケンジャーは、「影」のモヂカラで作られた分身だった。白石茉子は本当の囮で、ウスカワ太夫が本物と信じて誘拐した花嫁が池波流ノ介の変装。流ノ介が繭の内側から、本当の居場所を丈瑠たちに連絡していたのだった。
- 斬り合いになると、ウスカワ太夫は「許さん、絶対に」と、シンケンブルー、シンケンピンクに迫り、圧倒する。シンケンレッドが割って入るが、1対1ではほぼ互角。ブルーとピンクから水流の舞、天空の舞の同時攻撃を受け、隙ができたところに、烈火大斬刀の兜五輪弾を撃ち込まれるが、これは突然現われるジュウゾウが、太夫を庇って防ぐ。「ジュウゾウ、何故?」と訊く太夫に「ここは引いておけ」とジュウゾウは無理矢理太夫を引かせる。
- ウスカワ太夫の三味線
- ウスカワ太夫がいつも抱え、気ままに爪弾いている三味線。血の様な紅に塗られ、骨のようにも見える奇妙な突起に飾りつけられている。
- 銀杏形の撥は鋭く研がれた刃物にもなっていて、太夫は武器に使う。
- 第八幕「花嫁神隠」では、三味線の棹に細い刀身が仕込まれていることが描かれる。
- 血祭ドウコク
- 外道衆の首魁。たくましい大柄で、牙を剥いた赤鬼のような形相。荒武者のような性格で、いつも不機嫌なうえに怒りっぽい。六門船の船中では、いつも酒を呑んでいるが、骨のシタリ曰く、血祭ドウコクをなだめられるのは、ウスカワ太夫か酒だけ、とのこと。
- 獅子折神
- 丈瑠が扱う折神。普段は将棋の駒のような五角形、厚みはあるが、片掌に乗るくらいの大きさ。この形態の時は「火」の文字が上部に赤色で大書きされている。展開すると、唐獅子を模したからくり人形のような形状に。ある程度、自律的に動き、丈瑠の命令に従う。折神大変化で、巨大化した後、侍巨人シンケンオーの、概ね胴から上の部分に変形し合体。
- 黒子
- 志葉家に仕える下僕。丁度、歌舞伎の黒子の様な姿で顔を隠し、一切言葉を口にすることなく、シンケンジャーの身の回りの世話や、戦いの支援をする。
- 兜五輪弾
- 大筒モードの烈火大斬刀に、シンケンジャーたちの技ディスクを装填、秘められたモヂカラを一気に打ち出す攻撃。
- 二の目
- アヤカシが持つ2つめの命で、一の目が倒された後、強大化して再生する姿のこと。
- シンケンオー(スーツアクター=福沢博文)
- 獅子折神以下、5体の折神と、5人のシンケンジャーとが一体になって出現する侍巨人。
- 第五幕「兜折神」では、兜折神で侍武装し、カブトシンケンオーに。
- 第七幕「舵木一本釣」では、舵木折神で侍武装し、カジキシンケンオーに。
- 兜折神
- 散逸せずに志葉家に唯一伝承された秘伝ディスク「兜ディスク」に折り込まれていた、カブト虫型の折神。第五幕「兜折神」で初登場。普段は、兜ディスクに折り込まれていて、呼び出されると実体化。
- 大変化の後、変形して侍巨人シンケンオーを侍武装、「カブトシンケンオー」にモード・チェンジさせる。兜シンケンオーは「カブト砲」「カブト大回転砲」を放てる。
- オオナナシ(スーツアクター=中川素州、佐藤太輔、的場耕二、清家利一)
- 巨大サイズのナナシ。一群を呼ぶ時は「オオナナシ連中」。外道衆のアヤカシが呼ぶと、例えば、高層ビルの間の隙間などから出現。二の目の外道衆とほぼ同サイズ。第二幕で初登場。巨大タイプの下級戦闘員が随時登場する例は、スーパー戦隊シリーズでは他に観られない。
第六幕「悪口王」
- ズボシメシ(声優=二又一成)
- 第六幕冒頭で、六門船に這い登ってくるアヤカシ。骨のシタリに呼ばれて来たらしいが、シタリは、「お前さんの口は災いの元」なので「人間の世界に行っといで」と、早々に六門船から追い払う。
- ズボシメシの妖力は、その眼で見通す悪口キーワードを唱えることで、相手の人間の心を傷つけ、ほぼ同時に精神的ショックを物理攻撃に変換するという、妖しい力。人間界に侵出すると、行きずりの相手に「デブ」「振られ男」「厚化粧」など、言葉の暴力を振るっていく。
- シンケンジャーが立ちはだかると「調子が出ると、邪魔が入る」とボヤきながら、シンケングリーンに「落ちこぼれ」と、ブルーに「ファザコン」、ピンクに「生涯独身」、そしてレッドには「嘘つき」「大嘘つき」と聞かせ、吹っ飛ばしていく。しかし、シンケンイエローだけは「ドジ」「アホ」「マヌケ」「ドンクサ女」と立て続けに悪口を聞かされても、なぜか物理ダメージを受けない。「き、効かねぇ」とたじろぐズボシメシは、イエローのランドスライサーで攻撃され、「そんな馬鹿な」と言いながら、スキマから撤収していく。
- 六門船では、ウスカワ太夫が、ズボシメシの怪しい力で吹っ飛ばされる「貴様、今なんと言った!?」と太夫。「もう1度言ってみろ!!」と三味線の撥をズボシメシに投げつけるが、これは骨のシタリが杖で絡め取る。「おいおい、太夫。こんなところで暴れないでおくれ」。ズボシメシ本人は、そんな騒ぎを気にもせず「わしの眼が狂ったわけではないなぁ。言われて痛い言葉は、はっきり見える。なぜあのシンケンジャーの女は……」と考え込む。「わちきを馬鹿にしているのか」と、立ち上がった太夫が掴みかかろうとするところに「よなねぇかっ!!」と血祭ドウコクが鞘に収めた大刀を差し出し、制止。「今は耐えろ」と言うドウコク。「止めるな!!」と言う太夫に「よせと言ってるんだ!!」とドウコク、「いくら、お前ぇでも。怒るぜぇ」とすごまれ、太夫も引き下がる。「ズボシメシよ、確実に三途の川の水は増えてる。このまま頼むぜ」と、ドウコク。「わしも、このままじゃ、気持ちが悪い。どんな奴も、わしの言葉でたっぷり傷ついてもらわんとな」と、ズボシメシ。
- 人間界に再侵出するズボシメシは、進学塾に押し入り「不合格!!」。多数の生徒を吹っ飛ばすと、塾の建物から出てきて「やはり問題ない」。「そこまでだッ!」と丈瑠の声がかかる。侍戦隊の姿をみると、「待ってたぞ」と余裕たっぷりなズボシメシ。「また自分の真実の姿を教えてやろうか」。シンケンピンクが「侍をなめないでよ! 二度は効かないから!!」と言うが、シンケンブルーの間近に駆け寄るズボシメシは「マザコン」の一言でブルーを吹っ飛ばす。「おまんらは引っ込んでろ。用があるのは黄色いの、おまんだけだ」、ズボシメシはナナシ連中をシンケンジャーたちに差し向け、自分はイエローに挑んでいく。「アホ、バカ、マヌケ」と悪口攻撃が繰り出されるが、「うちには効かへん!!」とイエロー。「わしの言葉は絶対だ!! 必ずおまんを言葉で倒す!」。
- ズボシメシは、シンケンイエローとの決着に固執。「いじめられっ子」「鈍感女」「姉ちゃんの補欠」と、次々悪口を繰り出すが、イエローには利かない。「いい加減にしろッ! ことはに、何言ってんだ、この野郎!!」とグリーンが乱入。グリーンがズボシメシを羽交い絞めにするところに、イエローがモヂカラで具現化した石で、大口を塞ぎ、悪口を発せなくなる。そこにシンケンレッドが兜五輪弾を見舞い、ズボシメシの一の目は、敗れる。
- すかさず巨大化再生するズボシメシは「おのれシンケンジャー、わしに二の目に使わせるとわっ!!」と怒りモード。巨大ズボシメシは、それなりにシンケンオーに抵抗するが、侍武装したカブトシンケンオーに倒される。
- 六門船
- 三途の川で、血祭ドウコクが拠点としている船。大型の和船のような外形だが、難破船のように荒んだ様子。中もがらんとした印象が強い。
- 花織みつば(重廣礼香)
- 花織ことはの病弱の姉。ことはが姉に代わってシンケンジャーになったことは、すでに第二幕「極付粋合体」の劇中、セリフで語られていた。花織みつばの外見が描かれるのは、第六幕「悪口王」作中での、ことはの回想シーンが初。
第七幕「舵木一本釣」
- 舵木折神
- 侍戦隊と外道衆の過去の戦いの間に、行方知れずになっていた折神。
- 第七幕「舵木一本釣」冒頭、侍戦隊の若者たちが揃って朝食を食べているところに、日下部彦馬が、黒子たちからの知らせで、舵木折神が見つかった、と丈瑠に報告。日下部が「かつての戦いで使われた後、そのままさ迷っていた様子。早く捕獲しなければ、又見失って……」と、告げているところで、スキマセンサーが、外道衆の侵出を知らせる。丈瑠は池波流ノ介に舵木折神の捕獲を命じ、外道衆の方は俺たちでなんとかする、と告げる。「多分、今の舵木折神は、野生に帰った動物のような状態になっている。モヂカラでもう一度ディスクに繋ぎとめろ」と、丈瑠。
- 池波流ノ介が「捕」のモヂカラで秘伝ディスクに回収。侍戦隊の折神に戻す。
- 変形して、侍巨人シンケンオーを侍武装し、「カジキシンケンオー」にモード・チェンジさせる。
- フナバタ海岸
- 長年海をさ迷っていた舵木折神が目撃された海岸。
- ヤミオロロ(声優=梅津秀行)
- 全身が藻でできたようなイメージのアヤカシ。動きは鈍く言葉も胡乱。毒煙を噴出し、シンケンジャーを苦しめる。「ヤミオロロの毒を吸った者は高熱を出し、数日で命を落とす」とは志葉家家伝の記録。
- 骨のシタリ曰く「三途の川のあぶくから生まれた、いつもボーッとしてる変なアヤカシ」。「こないだ、ヤミオロロが船底にひっかかってたんでな。ウザいから、人間どもの世界に投げ込んでおいた」と、血祭ドウコク。
- 舵木折ディスクの毒を浄化する力で弱まったヤミオロロは、舵木五輪弾で一の目を倒される。二の目で巨大化するが、舵木折折神で侍武装するカジキシンケンオーに、カジキ一刀両断で倒される。
- フナバタ海岸の男(小松朔太郎,演者=綱島郷太郎)
- 漁師風の男。フナバタ海岸で、「捕」のディスクを使って舵木折神を捕らえようとする池波流ノ介に気づく。
- なかなかうまく捕獲できず、モヂカラの消耗から倒れた流ノ介を、男は、漁具置き場のような場所で介抱する。気づいた流ノ介に、「もう少し休んでろ。モヂカラを使いすぎなんだ」と告げる。どうしてモヂカラのことを?? と訊く流ノ介に、「俺の知り合いがな……昔、侍と一緒に戦っていた」と応える。私たちの先輩ですか、と畏まる流ノ介に「そんなたいしたもんじゃない」とも応える男は、自分の知り合いは、前の殿様が死んだときに死んだ、とも語る。「まったく、侍だのなんだの偉そうにしてたくせに。結局殿様も護れなかったんだ。一体、何のために戦ったんだか」と男。
- 大変お世話になりました、と一礼し舵木折神捕獲に向かおうとする池波流ノ介を、男は「まだやるのか? 止めといた方がいいと思うがな」と止める。「戦いは勝つばかりじゃない」。侍なら戦うのが当然と応える流ノ介に、「何故だ? 何故侍は戦わなきゃいけない??」と訊き返す男。代々志葉家に仕えてきていると応える流ノ介だが、男は「そんなのは親に刷り込まれただけだ。侍も殿も、あんたが決めたことじゃない。教科書どおりに生きてると、それが崩れた時にどうしょもなくなる。空しさだけが残る」と語る。しかし、流ノ介は無言で一礼し、男の前を立ち去る。
- 磯浜で、再度、舵木折神捕獲に挑む流ノ介が倒れると。男は「モヂカラを使いすぎだ、もう止めろ」と止めに入る。流ノ介が、早く舵木折神を捕獲し殿の下へと応え、男は「殿と言ったって……」と繰り返す。流ノ介は「あの殿なら、命を預けて一緒に戦える。そう決めたのは自分です。親じゃない」と言い、「戦いが、どんな結果でも、空しいはずなんてないです」と舵木折神捕獲に挑み続ける。男も力を貸し「モヂカラに集中しろ」と告げる。二人は、折神を吊り上げ、流ノ介はディスクに収める。
- 侍戦隊と共にヤミオロロを倒した流ノ介がフナバタ海岸に戻ると、漁具置き場には、「若い侍へ」と記された置手紙が残されている。「あんたのおかげで大切な物を思い出した。自分のするべきこともな。ありがとう」という文面だった。
- その夜、志葉の館では、黒子装束に身を包んだ男が、日下部彦馬に迎えられる「良く戻ってくれたな。先代殿の死で、何もかも捨ててしまったお前が」と言う日下部に、男は「もう一度、負けることなど考えなかったあの頃に、戻ってみようかという気になりました」と応える。「共に、侍たちの影の支えに」という日下部に、「日下部様。よい桜井たちですな」と言うと、男は、自ら面体を覆い隠す。
- フナバタ海岸の男の姓名は、結局、第七幕の作中では語られない。「小松朔太郎」の名は、EDのキャストロールなどに見られるもの。
- 舵木ディスク
- 第七幕「舵木一本釣」で、池波流ノ介が、舵木折神を封じ込めたディスク。封じ込めるまでは「捕」のモヂカラのディスクだった。アヤカシ、ヤミオロロとの戦いの渦中、シンケンレッドは「お前が捕まえたんだ。使えるだろう」と、池波流ノ介に預ける。
- 舵木折神が折り込まれていて、ウォーターアローに装填すると、海の浄化の力を振るうことが出来る。また、大筒モードの烈火大斬刀に装填し、舵木五輪弾を放つことも。
- ジュウゾウ(スーツアクター=未詳、声優=唐橋充)
- 外道衆の間で「はぐれ者」「はぐれ外道」と呼ばれる、人外の剣士。妖刀、裏正を携えている。三途の川と人間界の間を行き来しているが、血祭ドウコクの配下ではない。第七幕「舵木一本釣」で初登場。
- 初登場時は、侍戦隊とヤミオロロとの戦いを物陰から観察し、第七幕の最末尾では「シンケンジャーか」と一言呟き、闇のなかに歩み去って行く。
- 第八幕「花嫁神隠」で、三途の川の六門船にいる骨のシタリは、ジュウゾウのことを「この間隙間を除いていたらね、あれがいたよ」「あのはぐれもんだよ」と、血祭ドウコクに告げる。
- 第八幕で、ジュウゾウは、どことも知れぬ森のなかで裏正の輝きを眺めながら「やはりお前もわかるか、裏正。俺が剣を合わせるのに相応しい奴がいる」「あの、シンケンジャーの中に……」と独り語りする。
- 第八幕に終盤、ジュウゾウは、突然、ウスカワ太夫とシンケンジャーの戦いに割って入り、太夫に撃ち込まれた兜五輪弾を裏正で防ぐ。シンケングリーンが「何だ、あいつ!?」とわめくが、裏正を構えるジュウゾウは「お前か、俺の裏正に見合う奴は」とシンケンレッドを見据える。「ジュウゾウ、何故?」と訊く太夫に、「ここは引いておけ」と言うジュウゾウは「いずれ、その腕、試させてもらう」と告げて、無理矢理太夫を引かせる。ジュウゾウは、オオナナシ連中を呼び出すと、太夫を連れ(おそらく三途の川へ)去って行く。
第八幕「花嫁神隠」
- 裏正
- ジュウゾウが携えている妖刀。背に、火焔をデザイン化した突起が断続。
- 用語
- 解説
関連する用語
- 「侍戦隊シンケンジャー」
- 『侍戦隊シンケンジャー』OP。
- 「侍戦隊シンケンジャー」歌詞(歌詞ナビ)
- 作詞=藤林聖子、作曲=YOFFY、編曲=Project.R(大石憲一郎、サイキックラバー)、アーティスト=サイキックラバー(Project.R)
- 「四六時夢中シンケンジャー」
- 『侍戦隊シンケンジャー』ED。
- 「四六時夢中シンケンジャー」歌詞(歌詞ナビ)
- 作詞=藤林聖子、作曲=高取ヒデアキ 、編曲=Project.R(籠島裕昌)、アーティスト=高取ヒデアキ(Project.R)
- 「四六時夢中シンケンジャー 〜劇場版〜」
- 『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』ED。
TVでは第二十一幕(21話)〜第二十七幕(第27話)で使用。
- 作詞=藤林聖子、作曲=高取ヒデアキ 、編曲=Project.R(籠島裕昌)、アーティスト=高取ヒデアキ(Project.R)とシンケンジャー(キャスト)
- HERO CLUB 侍戦隊シンケンジャー VOL.1
- 東映ビデオからリリースされている、児童向けのダイジェスト再編集版HERO CLUBシリーズの、侍戦隊シンケンジャー第一弾。2009年5月リリース。
- スタッフ
- TVシリーズのスタッフ。
- 原作=八手三郎
- プロデューサー=佐々木基(テレビ朝日)、宇都宮孝明、大森敬仁(東映)、矢田晃一、深田明宏(東映エージエンシー)
- 製作=テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
- ラインプロデューサー=谷口正洋
- 監督=中澤祥次郎、諸田敏、竹本昇、渡辺勝也、加藤弘之、長石多可男、柴崎貴行
- 撮影=鈴木啓造、岡本純平
- 助監督=加藤弘之、安養寺工、荒川史絵、須上和泰
- アクション監督=石垣広文、竹田道弘(ジャパンアクションエンタープライズ)
- 特撮監督=佛田洋(特撮研究所)
- 脚本=小林靖子、大和屋暁、石橋大助
- キャラクターデザイン=篠原保
- 楽曲製作=高木洋
- マンガ版
- 『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』
- 2009年8月公開の劇場版映画。『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』の併映作品。
- 『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』
- 2010年1月公開の劇場版映画。
メモ
- 観どころ
- 第五幕「兜折神」
- 第六幕「悪口王」
- 細かなところだけど、三途の川に撤収した直後のズボシメシのシーンが、悪口の力で吹っ飛ばされるウスカワ太夫から入るのが上手い(笑)。結局、ズボシメシが、どんな悪口を太夫に言ったのかは、わかんないんだけど。わかんないだけに気になる(笑)作りで、そこがうまい。
- その他
- あれこれ
商品情報
DVD
- DVD 侍戦隊シンケンジャー 特集
東映ビデオの紹介記事(特集コンテンツ)。
音楽
関連書籍
ゲームソフト
フィギア
関連アイテム
話題まとめ
#もの書きチャットでの実況感想コメント集
- 自然発生的にはじまったもので、原則キー局での放映時(テレ朝キッズの時間)#もの書き外典のチャンネルでやるらしい。
- リンクは1時間ごとなので、『侍戦隊シンケンジャー』についてのコメントは、少し後、7:30頃からになってます。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2009/03/20090315.html#070000
- 第五幕「兜折神」分
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2009/03/20090322.html#070000
- 第六幕「悪口王」分
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2009/03/20090329.html#070000
- 第七幕「舵木一本釣」分
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2009/04/20090405.html#070000
- 第八幕「花嫁神隠」分
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