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(ページの作成:「== 行きて帰りし物語 == ファンタジーや冒険ものに多く見られる類型で、物語中で登場人物が生活していた日常から突然冒険...」) |
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2017年4月15日 (土) 22:44時点における版
行きて帰りし物語
ファンタジーや冒険ものに多く見られる類型で、物語中で登場人物が生活していた日常から突然冒険に連れ出され、最後に日常に戻ってくるもの。
関連する用語
- 帰るべき日常
- 物語の開始時点であり終着点でもある、登場人物にとって平穏な場所
- 青い鳥
- 帰ってきた日常にこそ求めていたものがある。
メモ
- ホビットの冒険の原題「The Hobbit: or There and Back Again」が由来
- シェアード・ワールドとの相性が良い。
- 物語の結末として現状復帰がなされると、共有世界の管理が楽
- 用意された世界設定とその改廃について行けるわけでTRPGとの相性も良い。
関連する書籍
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2002/04/20020412.html#200000
- STUDIO VOICEの特集では、国産ファンタジーは「行きて帰りし物語」がほとんど、ということが言われていました。そんなに多いかなあ。と思ったけど、特集で上げられていた作品はたしかに「行きて帰りし物語」ばかり。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2009/03/20090322.html#130000
- 主人公は世界の外へ旅立ち、そこで失われた何かを得て、充足された存在となって元の世界へと帰還するのだ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2009/05/20090512.html#010000前後
- 特に長いシリーズとなるライトノベルや漫画では、「帰るべき日常」を堅牢に維持できるかどうかが、大事だなぁと。だいたい「帰るべき日常」がとっちらかりますよな。シリーズが迷走をはじめるのは、帰るべき日常がおかしくなってから