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== 戯言シリーズ ==
裏の社会で強力な二つ名持ちの人々が闊歩する現代日本、主人公の周囲で続けざまにおこる殺人と陰謀。頭が良いのにいろんなことから逃げまくっている大学生の主人公は、そんな事件の数々を、戯言と自称する相手を自分のペースに巻き込む弁舌で変質させ解決(？)していく。

零崎一賊が活躍する『零崎双識の人間試験』、『零崎軋識の人間ノック』および『零崎曲識の人間人間』については、後に『人間シリーズ』として分離された。

;著
:[[西尾維新]]

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== 用語や登場人物 ==

=== 登場人物 ===
;「ぼく」こと「いーちゃん」
:《戯言遣い》《欠陥製品》。信用できない語り手。
;{{rb(玖渚,くなぎさ)}}友
:《青色サヴァン》《{{rb(死線の蒼,デッド・ブルー)}}》。玖渚機関の直系。
;哀川潤
:《{{rb(赤き制裁,オーバーキルドレッド)}}》《死色の真紅》。人類最強の請負人。
;{{rb(零崎,ぜろざき)}}{{rb(人識,ひとしき)}}
:《人間失格》。零崎一賊同士の近親相姦によって生まれた生粋の殺人鬼。
;{{rb(葵井,あおいい)}}{{rb(巫女子,みここ)}}
:いーちゃんの大学でのクラスメイト。普通の人。例え話が絶妙。
;浅野みいこ
:いーちゃんのアパートの隣人。剣術家。
;{{rb(紫木,ゆかりき)}}一姫
:私立澄百合学園の生徒。頭は悪いが手先は器用。前頭葉の言語野に後天的障害がある。
;{{rb(萩原,はぎはら)}}{{rb(子荻,しおぎ)}}
:私立澄百合学園の総代表。《策士》。
;匂宮兄妹
:《{{rb(人喰い,マンイーター)}}》の殺し屋・出夢と《{{rb(人喰い,カーニバル)}}》の名探偵・理澄、一人で二人、二人で一人。
;{{rb(想影,おもかげ)}}真心
:《橙なる種》。哀川潤を超える《人類最終》として作られた。ERプログラム時代のいーちゃんのルームメイト。
;西東{{rb(天,たかし)}}
:狐面の男。人類最悪の遊び人。世界の終わりを望み、各種の活動を行う。
;{{rb(零崎,ぜろざき)}}{{rb(双識,そうしき)}}
:《{{rb(自殺志願,マインドレンデル)}}》《二十人目の地獄》。零崎一賊の特攻隊長。大鋏「{{rb(自殺志願,マインドレンデル)}}」を得物とする。

=== 用語 ===
;殺し名
:裏の社会で有名な七つの戦闘集団の総称。上位より『{{rb(匂宮,におうのみや)}}』『{{rb(闇口,やみぐち)}}』『{{rb(零崎,ぜろざき)}}』『{{rb(薄野,すすきの)}}』『{{rb(墓森,はかもり)}}』『{{rb(天吹,てんぶき)}}』『{{rb(石凪,いしなぎ)}}』の七名。
;{{rb(呪い名,まじないな)}}
:裏の社会で有名な６つの非戦闘集団の総称。上位より『{{rb(時宮,ときのみや)}}』『{{rb(罪口,つみぐち)}}』『{{rb(奇野,きの)}}』『{{rb(拭森,ぬくもり)}}』『{{rb(死吹,しぶき)}}』『{{rb(咎凪,とがなぎ)}}』の六名。
;玖渚機関
:数少ない財閥家系の一つ。{{rb(壱外,いちがい)}}、{{rb(弐栞,にしおり)}}、{{rb(参榊,さんざか)}}、{{rb(肆屍,しかばね)}}、{{rb(伍砦,ごとりで)}}、{{rb(陸枷,ろくかせ)}}、{{rb(染,しち)}}をとばして、{{rb(捌限,はちきり)}}を束ねて政治力の世界を形成する。
;四神一鏡
:{{rb(赤神,あかがみ)}}、{{rb(謂神,いいがみ)}}、{{rb(氏神,うじがみ)}}、{{rb(絵鏡,えかがみ)}}、{{rb(檻神,おりがみ)}}の財閥からなる財力の世界。
;ER3
:世界的な学者から素人学者まで知識欲に溺れた人間が集結し、学問という学問を極めている。また、ERプログラムという10年過程の留学制度を設け、次世代の育成も行っている。いーちゃんはERプログラムを中退。
;七愚人
:ER3の中でも最も優れた、あるいは最も学者馬鹿な七人。
;《{{rb(仲間,チーム)}}》
:日本のサイバーグラウンドを震撼させたテロ組織。突然の活動停止など、謎に包まれている。その実態は玖渚友を中心とした9人のハッカーで構成されたグループ。メンバーによって《{{rb(一群,クラスタ)}}》《{{rb(集団,メイト)}}》《{{rb(領域内部,インサイド)}}》《{{rb(矛盾集合,ラッセル)}}》《{{rb(軍団,レギオン)}}》と呼び方が変わる。
;零崎一賊
:『殺し名』序列３番目。『殺人鬼』。構成員同士に血の繋がりはないが，一賊内の結束の堅さでは『殺し名』随一。なかでも《{{rb(自殺志願,マインドレンデル)}}》《{{rb(愚神礼賛,シームレスバイアス)}}》《{{rb(少女趣味,ボルトキープ)}}》《{{rb(寸鉄殺人,ペリルポイント)}}》が有名。

=== 名台詞 ===
;「戯言なんだよ」
:「いーちゃん」が事ある毎に呟く，シリーズ全体を象徴する台詞。

== メモ ==
*「零崎双識の人間試験」は「ネコソギラジカル」の前に読んでおくこと。でないとわけがわからん記述があります。
*「クビキリサイクル」「クビシメロマンチスト」は間違いなく[[ミステリ]]。それ以降はミステリから離れていく。
*2008年4月15日、講談社文庫より本編「クビキリサイクル」発刊。以下、隔月にて続刊。

== 書誌情報 ==
[[講談社ノベルス]]

=== 戯言シリーズ ===

==== クビキリサイクル ====
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==== クビシメロマンチスト ====
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==== クビツリハイスクール ====
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==== サイコロジカル ====
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==== ヒトクイマジカル ====
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==== ネコソギラジカル ====
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=== 人間シリーズ ===

==== 零崎双識の人間試験 ====
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==== 零崎軋識の人間ノック ====
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==== 零崎曲識の人間人間 ====
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== 話題まとめ ==

=== チャットログ ===
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2008/06/20080615.html#100000
:青色サヴァンと戯言使い、読了。[[嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん]]とは違うなぁ。いーちゃんは、みーくんとはちがって、理解できる。

=== 書評 ===
*[http://www.trpg.net/user/akagane/diary/200511xx.html#14 本日の読書：『ネコソギラジカル　上・中・下』西尾維新] / [[銅大の読書日記]]
* : [http://stella.cocolog-nifty.com/starchartlog/2005/11/box_0760.html 『ネコソギラジカル（下）青色サヴァンと戯言遣い』感想と、〈戯言シリーズ〉BOX発売情報 (StarChartLog)] ｛｛br｝｝以前「戯言シリーズ最終巻の発売日決定」という記事で紹介した『ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い』がとうとう発売になりました。ほんとに終わったんだなあ、としみじみ。 ハッピーエンドでした。正

== 資料リンク ==
*[http://hiki.cre.jp/Zaregoto/ 戯言シリーズWiki]

== リンク ==
*[[講談社ノベルス]]
*[[書籍紹介]]
*[[ライトノベル]]
*[[ミステリ]]