グロリアスドーン

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『bioクラフト』それは人類の想像を遥かに超えたスケールを持った地球外生命体だった。あらゆる意味で……。そのファーストコンタクトから二十年。もはや地球外生命体との共存が、ごく普通の日常と化した日本。平凡な高校生・大空広大のもとに現れた美少女ティセ。目が醒めたら、当たり前のように目の前にいた謎の少女……。これ、なんてギャルゲー?(『グロリアスドーン1 少女は黎明に唄う』裏表紙あらすじより)

それはともかくドリルは素晴らしいのですよ、という東京都足立区を舞台としたSFストーリー。いまや貴重な宇宙もののSFライトノベル
庄司卓
イラスト
四季童子
メカデザイン
小松崎龍海

用語や登場人物

用語

世界情勢
基本的には現実の21世紀初頭の日本と、取り囲む情勢に違いはない。しかし宇宙開発において大きな変化があり、一部bioクラフトの協力により、他の地球型惑星への植民がはじまっている。非地球型惑星(火星など)への植民は行われていない。NASAによるスペースシャトル開発は一時中断されていた(後に再開)。地球人類の科学技術は、bioクラフトが自己の技術の積極的な公開を拒んでいるため、現実の21世紀初頭と変わりない。日本の中高生は普通にケータイを持ち、普通に電車で海に行く。
テンプレート:rb(bioクラフト,びおくらふと)
宇宙船型の生命体。人間形態(ホロン体と呼ばれる)と、宇宙船形態(bioクラフト形態と呼ばれる)の二つの姿を持つ。大きく6つの階級に分かれており、チェスのコマに喩えて上から順に『テンプレート:rb(王,キング)』『テンプレート:rb(女王,クイーン)』『テンプレート:rb(僧侶,ビショップ)』『テンプレート:rb(騎士,ナイト)』『テンプレート:rb(城塞,ルーク)』『テンプレート:rb(歩兵,ポーン)』と呼ばれる(これは地球人類が言いだした呼び方である)。上位二つが『テンプレート:rb(貴族,パトリシャン)』下位4つが『テンプレート:rb(市民,プレビシャン)』である。bioクラフト同士の名乗りでは市民階層の場合、装備するドリルの数を名乗る(例えば『三本衝角』のように)。その一方で名前に敬称(さん、さま、ちゃんなど)をつけられることを嫌う。余談だが、bioクラフト形態の中には、bioパートナー以外も入ることができるし、物を保管したままホロン体になることもできる。ティセは魔法瓶と紅茶セットを持ち込んでいた。
審判の四姉妹
bioクラフトたちの中でも特別な地位にある、ティラ、ティセ、ティル、ティオの姉妹。bioクラフト形態が、クレストンモード(いわゆる普通のbioクラフト形態)と真の姿たるジャッジメントモード(大きさは内惑星軌道の直径ほど)の二つあるらしい。過去の経緯から姉妹たちの間にはわだかまりが生じている。
ドリル
素晴らしいもの。市民階層のbioクラフトが装備する、回転式次元衝角。推進機関であり、唯一の武器である。当然、ドリルの本数が多い方が上の階級であり強い(貴族であるティセやティル、ティオはドリルを持たないがその強さは市民を遥かに凌駕する)。貴族市民関係なく、bioクラフトは正6面体、球体などシンプルな造形を好むが、特にドリルには異常なほどこだわる美意識を持っている。一見冷静なbioクラフトもドリルの話題になるとひたすら称讃である。
チェーンソー
ドリルの敵。具体的に敵。
サテライト
bioクラフトの分身とも言うべき存在。bioパートナーが操船する際のコントローラーとして機能する上、武器としても使える。通常、bioクラフトの形をそのまま模した『軌道(オービット)モード』と、杖にドリルが生えたような『常備(ステーショナリー)モード』の二つの形がある。どちらもドリルがついていて素晴らしい。貴族の場合には軌道モードと常備モードの形状にほとんど差はないらしい。ただしティルのサテライトはでっかいピコピコハンマーのようになってしまっていて、本人のbioクラフト形態とはデザインが大きく異なっている。
UNbAR
国連bioクラフト適合交流研究センター、の略。bioクラフトと契約した際にはUNbARに登録する、ということになっている(無登録の例もある。ティルやティオは事情は異なれどどちらも無登録である)。地球人類とbioクラフト双方から派遣された人材で構成されている。bioクラフト代表としてイモータルヌーンがいる。ロゴマークは『閂が下ろされ開け放たれた門とその向こうに見える星空』。
契約
bioクラフトは、知的生命体と契約しなければ戦闘モードを取ることが出来ない。特殊な方法でパートナーなしの単独起動も可能だが、それはbioクラフトにとってタブーとされる。契約解除は当事者であるbioクラフトとパートナーの同意で成立する(しかし実際にはbioクラフトが解除を申し出ればパートナーは従わざるを得ない)他、サテライトをサテライトで破壊すると強制解除できる。
HELLO
人類及び地球解放連盟、の略。『bioクラフトの排斥』と『bioクラフトの持つ技術・情報の現状以上の公開』という、一見相反する二つの主義を唱える組織。その根底には『地球人絶対優位主義』がある。簡単に言えば『bioクラフトは地球人類に従うべき。従わないならいなくなってしまえ』。イモータルヌーンに従わない(地球人類をパートナーとすることをよしとしない)bioクラフトの一派『アミークス』も協力している。
量子ブラインド
bioクラフトは姿を隠すために『内側からは外を認識ことが出来るけど、外からは内側を認識することが出来ない』領域を展開することが出来る。これを量子ブラインドと呼ぶ。量子ブラインド同士を同調させると、お互いの内側を認識できるようになる。短所は、水飛沫などがかかるとその飛沫が『不自然に見えなくなる』事。
アペンディックス
bioクラフトが所有する、知的生命体。様々な種類がある。巨大なコンクリートの塊を支えるぐらいには強靱なリボン状金属生命体『テンプレート:rb(朝露,モーニングデュー)』(ティセが所有)や、対象を包み込んで一緒に飛ぶことの出来る霧状生命体『テンプレート:rb(夜霧,ナイトフォッグ)』(ティオが所有)、様々な生命体を睡眠状態にすることが出来るショール状生命体『テンプレート:rb(朝露,モーニングデュー)』(ティラが所有)などがある。必ずしもすべてのbioクラフトが持っているわけではない。ティルも『イブニングシャワー』というアペンディックスを持っているが本編未登場。
オーグメントクラフト
bioクラフトが自分たちを補助するために使う存在。名前の通りテンプレート:rb(補助,オーグメント)に過ぎない。形としては『ドリルのないbioクラフト(bioクラフト形態)』。bioクラフトの制御で動くだけである。アミークスはHELLOにオーグメントクラフトを無償供与しており、bioクラフトにとってオーグメントはその程度でしかない存在だと推察できる。なお、供与されたオーグメントクラフトは地球人類が制御出来る宇宙船として改装されたが、やっと基本的な機動が出来る程度である。
メリグナントクラフト
鋸歯状次元衝角を持つ生命体。bioクラフトに似ているが、明確な『敵』である。サイズもbioクラフトと同様に様々。
距離の暴虐
文明が滅ぶ最大の理由は戦争や環境破壊などではなく、他の(文明がありそうな)天体との絶対的な距離があまりに莫大なことによる、絶望である。

登場人物

練馬区の人々とbioクラフトたち

テンプレート:rb(栄,さかえ)テンプレート:rb(黎子,れいこ)ティセ
『女王』級bioクラフト『グロリアスドーン』。審判の四姉妹、刃の次女『黎明』。肉体年齢15歳(自称)。感情表現が不得手で、その言葉も抑揚がない。しかし感情がないわけではなく、両手のぱたぱたの動きで、感情を推し量ることも可能。bioクラフト形態は『巨大な短剣』。不思議なメロディに惹かれて地球に降下した。公式愛称『ティセ子さん』。セキセイインコ、手乗り文鳥、ペンギンなどにたとえられることが多い。ペンギンと謎の同調行動(両手ぱたぱた)を取ることが出来るが、本人曰く意思疏通できるわけがない、とのこと。好きな食べ物はオレンジマーマレード。紅茶も具体的に素晴らしいので気に入っている。『栄黎子ティセ』はUNbAR日本支部が『普通の学生として振る舞う』事を希望したティセのために用意した偽名だが、ティセは気に入っていないらしい。
テンプレート:rb(葉月,はづき)テンプレート:rb(夕子,ゆうこ)ティル
『女王』級bioクラフト『アウグストダスク』。審判の四姉妹の三女『夕暮』。肉体年齢13歳。bioクラフト形態は『巨大なハンマー』。快活だが思慮が足りない。ティセ曰く『馬鹿』、恵子曰く『頭の悪い子犬』。植物、特に花に強い興味を示す。好きな食べ物はメイプルシロップ。『葉月夕子ティル』という名はbioパートナーである静花が考えたもので、ティルは気に入っている。7巻にてめでたく静花と同じ中学校に通うことになった。
ティオ・トランクルナイト
『女王』級bioクラフト『トランクルナイト』。審判の四姉妹、収穫の四女『宵闇』。肉体年齢11歳。しかし、姉であるティセやティルよりも年上に見える。シルバーのロングヘアにゴスロリドレスという、大変目立つ服装をしている。bioクラフト形態は『巨大な鎌』。ティセ曰く『ひねくれていて、天の邪鬼で、それでいて寂しがりや』。魚の観賞が大好き。かつての経緯から姉たちに会うことを拒んでいる。好きな食べ物はチョコレート。日本語名としてテンプレート:rb(音無,おとなし)テンプレート:rb(宵子,しょうこ)ティオという仮名が桜子によってつけられた。
テンプレート:rb(貴風,たかぜ)テンプレート:rb(愛紗,アイシャ)
『騎士』級bioクラフト『ノーブルウィンド』。学校に通うといいだしたティセをフォローするためにUNbARより派遣された。bioクラフトは名前に敬称をつけること・つけられることを嫌うが、アイシャはティセのことを『さま』付けする(イモータルヌーンら他のbioクラフトに対しては呼び捨て)。恵子曰く『杓子定規な』bioクラフト。『多重回転モード(マルチプレックスターンモード)』という、3本のドリルが取り付けられている基部をさらに回転させる機能を持っており、ただの『騎士』級ではない。絶滅危惧種の『大和撫子系』いじられキャラ
クリステンプレート:rb(早石,はやいし)
ナイスバディな『城塞』級bioクラフト『クイックストーン』。その名の通り速度に定評がある。ティセに逃げられ、ティルには敗北し、アイシャにはこき使われ、いいところがない。なぜか似非関西弁を喋る(本人曰く、初めてのパートナーの口調がうつったとのこと)。日系アメリカ人と偽ってコンビニでバイトをしている。開き直るとノリノリに演技をしてしまう。経済的にはかなり困窮している模様。
テンプレート:rb(大空,おおぞら)テンプレート:rb(広大,こうだい)
日本人の高校生。ティセと契約し、bioパートナーとなる。意外と熱血漢である。広所恐怖症という、宇宙船に乗るbioパートナーとしては致命的な弱点がある。普段は伊達眼鏡をかけている(眼鏡のフレームが視界に入ると安心するらしいが、高度な空間情報が意識に直接送られるbioクラフト戦闘モード時には役に立たない)。ゆえに、本編各話の戦闘シーンは「いかにして広大が広所恐怖症を乗り越えて、ティセのポテンシャルを引き出すか」が山場となる。どうやらおっぱい星人らしい。
テンプレート:rb(高科,たかしな)テンプレート:rb(恵子,けいこ)
広大の幼なじみの女の子。成り行きでアイシャのbioパートナーとなる。アイシャ曰く『とっ散らかった』性格。趣味はテレビゲーム全般で、言葉の端々にマニアックな単語が混じっている。グラマラスな体格で『黙っていればミスしょうぶ沼高校』。広大の隣に住んでいて、屋根づたいに広大の部屋に出入りしているという、強烈な幼なじみ属性を持っているが、別に広大に特別な感情を抱いているわけではない。
テンプレート:rb(上温湯,かみおんゆ)テンプレート:rb(静花,しずか)
深窓の令嬢。桃ヶ枝学院中等部一年生だが、父の教育方針により登校は最低限しかしておらず、家庭教師による教育を受けている。ティルのbioパートナー。物静かだが、心の強いところと、思い込んだら一直線な所がある。6巻にて初めてティルと一緒に宇宙に出た。
テンプレート:rb(逢瀬,おうせ)テンプレート:rb(桜子,さくらこ)
名門私立校せんりょう台中学三年の、凛とした少女。ティオのbioパートナー。凄まじいほどの剣道の腕前を持つが、素行に問題ありとして公式戦には出ていない。とんでもなく朝に弱い、という弱点がある。シンプルな服装が多かったり、海に行くときに学校指定の競泳水着を持っていったりと、服装に強いこだわりを持たない面がある。たまにティオをからかって楽しんでいる。
ラヴィー・スプレンディッドペンデュラム
bioクラフトの『姫』を自称する少女。『歩兵』級bioクラフト2体を従えるも、ホントにラヴィーがbioクラフトなのかは不明。すぐに地団駄を踏む。その愛らしい姿はまるでジャンガリアンハムスターだがティセ曰く『ジャンガリアンハムスターには及びません。せいぜいジャガくらい』。アイシャのポジションを脅かす、短編集限定のいじられキャラだったが、9巻にて本編進出。
ヴィーア・ラッキースプリングス
ラヴィーに仕えるメイドで、『城塞』級bioクラフト『ラッキースプリングス』でもある。bioクラフト形態には、2本のドリルが回転ブラシに変形するという、本来他のbioクラフトを洗浄するための装備があり『クリーナーモード』と自称している。自分のテリトリーが汚れていることに我慢が出来ない、また、ギャンブルに目がない(非常に強い)、という性癖がある。bioパートナーもメイドである。
テンプレート:rb(大空,おおぞら)テンプレート:rb(広海,ひろみ)
広大の母。フリージャーナリスト。不思議なメロディを口ずさんでいることがある。消息不明となった夫・大地はbioクラフトと契約して宇宙に旅立っていったと考えており、息子にティセと契約して探しに行くように促す(というか強制しようとする)。野球の巨人とF1のマクラーレンのファン。
たいよう
大空家で飼われている白い猫。

UNbARの人々とbioクラフトたち

テンプレート:rb(内山田,うちやまだ)テンプレート:rb(王司,おうじ)
ティセと広大をフォローするためにアイシャと同時に派遣された、UNbAR日本支部の職員。表向きはしょうぶ沼高校一年C組の担任で、通称&自称『王子さま先生』。わざわざネタのためだけに『コンダラ』を用意したりする変な人だが、有能には違いない。
アーネチカ・シギイワート
UNbARの天才科学者である、14歳の少女。とんでもないレベルでの特撮オタクで雑誌ホビージャパンの昭和末期に掲載された内容にも明るい。また、ドリルと萌え、双方の素晴らしさを理解している。まさに『紙一重』であるが、地球人類ではもっともbioクラフトの持つ科学技術を理解している人物でもある。なお、彼女のことは『あーちゃん司令』と呼ぶこと。
ヒュージン
シギイワート博士……ではなく、あーちゃん司令と契約している『僧侶』級bioクラフト『イレブンスコンシャス』。オーグメントクラフトなどを生産する『テンプレート:rb(製造,ファクトリー)機能』をもっている。ホロン体の姿は長身の科学者なのだが、ずぼらで締まらない印象を与えてしまう欠点がある。
アンリ・ウー
UNbARフランス支部所属。いつも棒付きキャンディー(ロリポップ)を持っている。棒術の使い手。割と頭に血が上りやすい。
ビュート
アンリと契約している『僧侶』級bioクラフト『ステディレクブレイション』。寡黙なタイプであり、自分から話しかけることは少ない。
ティラ・イモータルヌーン
bioクラフト『イモータルヌーン』。審判の四姉妹、導きの長女『正午』。ドリルによる戦闘を旨とするbioクラフトにおいて極めて特殊な「超長距離射撃」の能力を持つ。UNbARの重要人物であり、地球人類と積極的な接触を図るbioクラフトの中で指導的地位にある。ホロン体は黒い長髪を持ち、外見は東洋系の二十代前半から半ばの女性。年齢は秘密(はぁと)。どうやら妹たちには嫌われているらしい。その正体は妹たちを溺愛する永遠の17歳。つまりは『凄く駄目な人』(7巻ティセの台詞より)。

その他の登場人物たち

サイレントカレント
男性のbioクラフト。『審判の四姉妹』を仲違いさせる方向に暗躍している。
サウザンドメイズィズ
HELLOに荷担する、男性のbioクラフト。HELLOに接触を行う担当。薄ら笑いを浮かべて、いろいろと企んでいるらしい。
オネストホワールウィンド
真紅の『騎士』級bioクラフト。ノーブルウィンド(アイシャ)とは人間で言えば『親戚』のような関係。
グリーンデイブレイク
サウザンドメイズィズの協力者。月光三兄妹には『殿下』と呼ばれたりもしている。
ノワ・ルーナ
『月光三兄妹』の長兄。髪を七三に分けている。誠実な性格であるが、地球人類の常識にはかなり疎い。
クレケンス・ルーナ
『月光三兄妹』の次兄。オールバックにしている。少々粗暴な印象であるが、地球人類の常識にはかなり疎い。
プレーナ・ルーナ
『月光三兄妹』の末妹。なぜか丸い眼鏡にエプロンドレスというメイドさんルック。かなりのうっかりさんで、その上、地球人類の常識にはかなり疎い。

bioクラフトの分類(UNbAR認識コード)

bioクラフトはUNbARによって便宜上の認識コードが設定されている。アルファベット2文字+4桁の数字が基本となっており、意味は以下の通り。
1文字目
階級。K=テンプレート:rb(王,キング)級、Q=テンプレート:rb(女王,クイーン)級、B=テンプレート:rb(僧侶,ビショップ)級、N=テンプレート:rb(騎士,ナイト)級、R=テンプレート:rb(城塞,ルーク)級、P=テンプレート:rb(歩兵,ポーン)級。Uは何らかの理由で階級不明のbioクラフト。
2文字目
UNbARが認識している現在の状態を示す。Y=UNbARからの依頼で行動中、W=単独機動者、C=UNbAR登録済かつ契約済、A=UNbAR登録済で未契約。M=詳細不明。他にZ、Xなどもある。
数字
階級ごとに確認された順に1から割り振られている。ただし、誤認や重複報告により、実際の数とは一致しない。

階級 bioクラフト名 認識コード 備考
クイーン グロリアスドーン QZ001 ESフレームを装備するとQZ001c+e
アウグストダスク QZ002  
トランクルナイト QZ003  
ナイト ノーブルウィンド NY0323 貴風愛紗としてUNbARの依頼を受けて行動中
オネストホワールウィンド NW0309 単独機動者として認識されている
インポータントノイズ NC0082→NA0082 契約解除によりAに移行
ルーク ラッキースプリングス RM0777 UNbARには登録していないのでMとなる。777なのは偶然と思われる
ポーン シンクレイ PM0176 ラヴィーのお付きの黒服たち
シックロック PM0177
不明 スプレンディッドペンデュラム UX0016  

メモ

表紙イラスト
表紙に描かれたキャラは
  • 1巻 ティセとたいよう。背景はティセのbioクラフト形態
  • 2巻 ティルとアウグストダスクのサテライト。背景はティルのbioクラフト形態
  • 3巻 ティオとトランクルナイトのサテライト。背景はティオのbioクラフト形態
  • 4巻 静花と桜子。この二人、一つ違いだけどどっちも中学生。
  • 短編集1 ラヴィー。本文挿絵ではストッキングを着用しているが、表紙絵・口絵では素足である。本文中ではパンツが見えると言われているので、ストッキングは着用していない可能性が高い。
  • 5巻 恵子とアイシャ。アイシャが、頭の両側にまとめている髪はもみあげではなく鬢という。もみあげというとアイシャは怒る。
  • 6巻 ティセと広大。ティセが両手を広げたおなじみのポーズでのぞき込んでいる図。
  • 7巻 ティセ、ティル、ティオの3人。ティラお姉ちゃんはハブられました。
  • 8巻 広大、静花、桜子の3人と、それぞれのパートナーのサテライト。
  • 短編集2 広大に抱きつくラヴィー。
  • 9巻 スプレンディッドペンデュラムとゴージャスメダリオン。どっちもラヴィーである。
  • 10巻 ティオと桜子。
  • 11巻 ティルと静花。
エピソード
大きく3系統に分かれてストーリーは展開している。
  • 表題が『○○は○○に○○』のパターンになっている本編
  • 表題が擬音語もしくは擬態語となっている日常長編
  • 表題が『アイキャッチ(短編集)』となっている雑誌(ノベルジャパンキャラの!)連載などのドタバタ短編&ラヴィー編
    • キャラの!が2009年3月号で休刊となったことに伴い、ラヴィー編が本編に合流する予定と、8巻のあとがきにて明らかにされ、実際に9巻『ぐるぐる!』にてラヴィーのエピソードと本編とが合流した。
  • 10巻以降は表題のパターンが変化した。
ドリ取り占い
短編集1『今日のティセ子さん』に掲載された企画ページ。サイコロ(正六面体で素晴らしい)を使ったくじ引き。ドリルの数で吉凶を表している。ドリル>>大吉>>中吉>>小吉>>凶>>大凶。登場人物によるありがたいんだかありがたくないんだかよくわからない御言葉が添えられている。元ネタは駄菓子屋などにある『点取り占い』。短編集だけの企画かと思ったら、本編にあたる5巻『少女は閃光をまとう』にも掲載された。さらには6巻『少女は最果てにいざなう』にも掲載され、このまま定着してしまいそうである。7巻『少女は剣を振るう』8巻『少女は粉雪に踊る』にも掲載。定着確定らしい。短編集2『今日のラヴィーさん』、9巻『ぐるぐる!』にも掲載され、ドリ取り占い絶好調である。

書誌情報

HJ文庫

グロリアスドーン1 少女は黎明に唄う

グロリアスドーン2 少女は夕暮れに遊ぶ

グロリアスドーン3 少女は宵闇に彷徨う

グロリアスドーン4 「ちゃぷちゃぷ?」

グロリアスドーン アイキャッチ1 今日のティセ子さん

グロリアスドーン5 少女は閃光をまとう

グロリアスドーン6 少女は最果てにいざなう

グロリアスドーン7 少女は剣を振るう

グロリアスドーン8 少女は粉雪に踊る

グロリアスドーン アイキャッチ2 「今日のラヴィーさん」

グロリアスドーン9 ぐるぐる!

グロリアスドーン10 桜舞い散る空の上、

グロリアスドーン11 幾億の時を超え星を超え、

グロリアスドーン12 出逢いの詩は静かに広がる

話題まとめ

チャットログ

http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2010/11/20101129.html#200000
なんと庄司卓の小説が遅れることなく完結! 恐ろしいですね。本当に恐ろしい。

書評

Drupal.cre.jp - グロリアスドーン新着

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椎出日記
公式略称募集中、なんだと思う──グロリアスドーン

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グロリアスドーン5 少女は閃光をまとう (HJ文庫 し 1-1-6) 庄司 卓

庄司卓の描くスペースラブファンタジー、グロリアスドーンの5巻。 短編集(アイキャッチ)も含めて6冊目だけど、ラブ

グロリアスドーン5 少女は閃光をまとう (HJ文庫 し 1-1-6) 作者: 庄司卓, 四季童子 出版社/メーカー: ホビージャパン 発売日: 2008/02/01 メディア: 文庫 庄司卓の描くスペースラブファンタジー、グロリアスドーンの5巻。 短編集(アイキャッチ)も含めて6冊目だけど、ラ